ストレートネックについて解説

2022年08月5日

皆さんこんにちは。

テレビや雑誌、YouTubeなどで「ストレートネック」というフレーズを聞いたことや目にしたことはありませんか?

けどそもそも「ストレートネック」とはどんな姿勢なのか、ストレートネックが身体にどんな影響を与えるのか、どうしていったら良いのか、などを本日はお伝えしていきます。

ストレートネックとは?

そもそも人間の頸椎(首の骨)は、7つの骨で構成され、横から見ると、頚椎は体の前方に向かって緩やかにカーブした後、後方に向かってカーブしており、生理的曲線を形成しています。

それを生理的前弯(ぜんわん)と言います。

人間の頭は、約4~6kgと言われていますが、頸椎が前弯しているおかげで、頭の重さを分散させ、衝撃を和らげることができます。

「前かがみ」や「下を向く」という動作をすると、前弯が少なくなり、ストレート(前弯の反対である後弯ぎみ)になります。

例えば、頭を15度前に傾けると、首には約12㎏の力がかかります。うつむく角度によって、負担の大きさが変わります。

ストレートネックとは、首の前弯が少なくなり、後弯ぎみの真っ直ぐに近い状態のことです。

 

ストレートネックが身体に与える影響

ストレートネックの症状は、次のようなものがあります。
 ・首・肩の凝りや痛み
 ・頭痛
 ・手のしびれ
 ・めまい
 ・吐き気

身体への影響が最初は筋肉の凝りや痛みだけだったものが、慢性化してしまうと頭痛やめまい、手のしびれなどの症状がでる場合もあります。
最近では小学生からスマホやパソコンを使用する機会が増えていることから、大人から子どもまで広い世代で注意が必要です。

アーク鍼灸整骨院でもストレートネックが原因で身体に不調が出て来院される患者様が多いです。

 

ストレートネックの改善方法

改善方法はセルフケアや姿勢の意識から行う場合と、施術で改善をしていく場合があります。

今回は自宅で気を付ける姿勢についてお伝えします。

改善方法
スマホの使用時間を決め、姿勢を改善する

あらかじめスマホを使用する時間を決め、スマホは目の高さに合わせるように工夫をします。また片手持ちではなく、両手で持つのもおすすめです。

 

デスクワーク時の姿勢を改善する

自分に合った机と椅子を選び、正しい姿勢でパソコンに向かうことが重要です。

また、合間に簡単なストレッチを行いましょう。

 

睡眠時の枕の高さに気を付ける

高すぎる枕を使って寝ている場合、首は常に下を向いているような姿勢となり、ストレートネックの状態を作り出すため、避けましょう。

さらに、柔らかすぎる枕を使用していると、頭部を安定させようとし、常に首が緊張した状態が続くため、負担がかかります。

枕は高すぎず、柔らかすぎないもので、自分のサイズに合ったものを選びましょう。

また、枕が合わない場合はタオルなどで調節してください。

 

アーク鍼灸整骨院では上記の様な症状を患者様と一緒に改善していきます。

南九州市だけでなく指宿市、南さつま市、鹿児島市といった遠方からも多くの患者様に来院して頂いております。

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執筆者:アーク鍼灸整骨院 院長 坂元 大海

アーク鍼灸整骨院 院長 坂元 大海

理学療法士・はり師・きゅう師・柔道整復師・日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を持ち、これまでの経験・実績を基に情報を発信し、少しでも多くの方の助けになるよう努めている。

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