【症例報告⑤】「膝の痛み」で日常に支障が・・・変形性膝関節症の改善例
2025年10月1日
【患者様情報】
南九州市在住の60代・女性。家事に加えて、ご趣味で畑仕事や散歩を楽しまれていました。
【ご来院の状況】
半年前から右膝に痛みを感じるようになり、徐々に歩行や立ち上がり動作がつらくなってきたとのこと。最近では正座もできず、買い物や外出の際にも不安を感じられ、ご来院いただきました。
検査結果と症状の特徴
主な症状
- 膝伸展制限(膝がまっすぐに伸びきらない)
- 屈曲時痛(膝を曲げると前〜内側に痛みが出現)
- 歩行時の跛行(引きずるような歩行パターン)
- 階段昇降で特に下りで強い痛み
これらの症状により、日常生活での移動動作が大きく制限されていました。
関節可動域
- 膝伸展:−20°(完全伸展に至らない状態)
- 膝屈曲:100°程度で疼痛が出現(正座は困難)
→ 可動域制限と疼痛の出る角度が明確に確認されました。
視診・触診
- 膝関節の軽度腫脹
- 膝内側部に熱感
- 内側関節裂隙に圧痛(変形性膝関節症に典型的な所見)
- 大腿四頭筋の萎縮(特に内側広筋の筋力低下が顕著)
- 膝蓋骨の可動性低下
動作評価
- 歩行時に膝が伸びきらず、跛行が出現
- 階段昇降では下りで強い痛みと不安定感
- 片脚立位保持は困難で、バランス能力の低下が明らか
姿勢・アライメント
- O脚傾向(下肢の内反変形)
- 骨盤・足関節の可動性も低下しており、膝への負担集中が確認されました。
総合判断
以上の評価から、膝関節に構造的変化と機能的低下が重なり、**変形性膝関節症(進行期)**と判断しました。
施術内容
物理療法
- ハイボルト療法で膝周囲の炎症・痛みを軽減
- 微弱電流(マイクロカレント)で組織の修復を促進
手技療法
- 大腿四頭筋・ハムストリングス・下腿三頭筋の過緊張を緩め、膝関節の動きを改善
- 股関節・骨盤のアライメントを整え、膝への負担を軽減
- 背骨・体幹の調整を行い、全身のバランスを回復
セルフケア・運動指導
- 膝に優しい大腿四頭筋トレーニング(椅子に座っての膝伸ばし運動など)
- ふくらはぎ・太もものストレッチで柔軟性を確保
- 正しい立ち上がり・歩行動作の指導
- 生活習慣(体重管理・膝を冷やさない工夫)についてアドバイス
改善の経過
- 初回施術後:立ち上がりの痛みがやや軽減
- 3回目:歩行がスムーズになり、買い物も安心して行けるように
- 6回目:膝の可動域が改善、階段の昇降が楽になった
- 10回目:膝の痛みは大幅に減少し、畑仕事や散歩も再開できるように
患者様の声
「膝が痛くて外に出るのも億劫でしたが、今は買い物や畑にも行けるようになり、とても気持ちが明るくなりました。」
担当者から
変形性膝関節症は「年齢のせい」と諦められる方も多いですが、適切なケアと運動で十分改善が期待できます。膝だけでなく、股関節や骨盤、筋肉バランスまで整えることで、痛みの軽減と再発予防につながります。変形性膝関節症は進行性の病変です。適切な処置やセルフケアで、進行を遅らせ、日常を送ることが可能です。まずはご相談ください。
まとめ
変形性膝関節症は、放置すると症状が進行し、歩行や日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。
もし今、
- 階段の昇り降りで膝が痛い
- 正座やしゃがみ動作ができない
- 歩くのがつらく外出を控えている
そんなお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。
私たちは「膝だけでなく身体全体」を診ることで、根本改善と再発予防を目指します。お気軽にアーク鍼灸整骨院へご相談ください。






