【足の専門家監修】有痛性外脛骨の痛みと原因、症状チェックと治し方

「なんだか歩くと足の内側、くるぶしの下が痛いな…」

「部活や体育で走ったりジャンプしたりすると、ズキズキと痛みが出てくる…」

そんな経験はありませんか?

もし、足の内側に少し出っ張った骨があって、そこを押すと特に痛いなら、その症状は有痛性外脛骨(ゆうつうせいがいけいこつ)というスポーツ障害かもしれません。これは、成長期の中学生や高校生に特に多く見られる足のトラブルです。

この記事では、「そもそも有痛性外脛骨って何?」「どうして痛くなるの?」「どうすれば治るの?」といった皆さんの疑問に一つひとつ丁寧にお答えするために、足の専門家が原因、見分け方、そしてスポーツを続けながらできる治療法まで、わかりやすいQ&A形式で徹底的に解説していきます。もう足の痛みに悩むのは終わりにしましょう!

【症状と原因】あなたの足の痛み、有痛性外脛骨の正体とは?

「なんだか足の内側がズキズキ痛む…」

「これって、もしかして外脛骨?」

部活やスポーツを頑張るあなたが抱えるその不安、とてもよく分かります。痛みを本気で治したいなら、まずは痛みの正体である「外脛骨」について正しく知ることが、改善への一番の近道です。

ここでは、外脛骨ってそもそも何?という基本的な知識から、なぜ痛みが起こるのかというメカニズム、そして自分でできる簡単なチェック方法まで、誰にでも分かるように詳しく解説していきます。

Q. そもそも外脛骨(がいけいこつ)とは何ですか?

A. 外脛骨とは、足の土踏まずの少し上にある「舟状骨(しゅうじょうこつ)」という骨の隣にくっついている、生まれつき存在する“おまけの骨”のことです。

外脛骨があること自体は、病気や異常ではありません。実は、日本人のおよそ5人から7人に1人は持っていると言われる、ごくありふれた骨の個性なんです。普段は特に症状もなく、日常生活で困ることはほとんどありません。

しかし、サッカーやバスケットボール、陸上競技といったスポーツで足に強い負担が繰り返し加わることで、この外脛骨が原因で痛みが出てくることがあります。この痛みを伴う状態を「有痛性外脛骨(ゆうつうせいがいけいこつ)」と呼び、治療が必要になります。

Q. なぜ外脛骨があると痛むのですか?

A. 痛みの直接的な原因は、土踏まずをハンモックのように支えている「後脛骨筋腱(こうけいこつきんけん)」という大事なスジが、外脛骨を強く引っ張り続けることで、骨とスジの付着部分に炎症が起きてしまうためです。

特に、走ったりジャンプしたりするときに土踏まずが内側にグシャッと潰れてしまうような足の使い方(過回内や扁平足)をしていると、後脛骨筋腱にものすごいストレスがかかります。

それに加えて、自分の足に合っていない靴を履いていたり、十分な休息を取らずに練習をやりすぎたりする(オーバーユース)といった要因が複雑に絡み合うことで、炎症が起こりやすくなり、痛みのリスクがグッと高まってしまうのです。

Q. どんな症状があれば外脛骨障害を疑いますか?

A. 「もしかして自分も?」と思ったら、以下の3つの代表的な症状で簡単にセルフチェックができます。病院へ行く前の目安にしてみてください。

  • 足の内側(土踏まずの少し上)にある骨の出っ張りを押すと痛い。
  • 運動中や運動後に、その出っ張りに痛みや腫れ、熱感が生じる。
  • 靴を履くと、骨の出っ張りが圧迫されて痛む。

【治し方】外脛骨の痛みを改善する治療法とセルフケア

有痛性外脛骨と診断されたり、その可能性を指摘されたりすると、「もう大好きなスポーツができなくなるのかな…」と目の前が真っ暗になるような気持ちになりますよね。でも、絶対に諦める必要はありません。正しい知識を持って、適切なステップで対処すれば、痛みは必ず改善し、再び全力でプレーできる日が来ます。

ここでは、ケガを治すための第一歩である病院の選び方から、専門家が行う最新の治療法、そしてあなた自身が今日からすぐに始められるセルフケアまで、具体的な対処法を分かりやすく解説します。

Q. 何科を受診すればよいですか?

A. まずは必ず「整形外科」を受診してください。骨や関節の専門家であるお医者さんに、レントゲンなどの検査で骨の状態を正確に診てもらい、「本当に有痛性外脛骨なのか」「他のケガの可能性はないか」をハッキリさせることが、正しい治療へのスタートラインです。

整形外科で診断が確定した後の、具体的なリハビリや、痛みの根本原因となっている体の使い方(ランニングフォームや歩き方)を改善していく段階では、国家資格を持つ専門家がいる「整骨院」や「鍼灸院」も非常に心強い味方になります。

「診断は病院、リハビリや根本改善は整骨院」というように、それぞれの得意分野をうまく活用することが、競技復帰への一番の近道です。

Q. 専門的な治療法には何がありますか?

A. 治療の基本は、手術をしない「保存療法」が中心です。これは、痛い部分だけを何となく治療するのではなく、「①今の炎症と痛みを抑える治療」と「②痛みを繰り返さない体を作るための根本治療」という二つの作戦を同時に進めることが、再発を防ぐために何よりも重要になります。

痛みを抑える治療

具体的には、炎症をクールダウンさせるアイシングや、痛みの深い部分に直接アプローチできる超音波・ハイボルテージといった特別な電気治療、血流を良くして回復を早める鍼灸治療、そして関節の動きをサポートして負担を減らすテーピングなどを組み合わせて、今ある辛い痛みを取り除いていきます。

根本原因にアプローチする治療

それと同時に、痛みの『大元』を断つために、体の土台である骨盤や骨格の歪みを整えたり、君の足に合わせたオーダーメイドのインソールで正しい重心移動をサポートしたり、弱ってしまった足裏の筋肉を鍛え直す運動療法を行ったりして、同じケガを繰り返さない体づくりを目指します。

Q. 自宅でできる応急処置やセルフケアはありますか?

A. はい、もちろんです。練習中や練習後に強い痛みを感じたら、まずは「休む勇気」を持ってください。そして、炎症を鎮めるために、痛い部分を氷のうなどで15分ほど冷やす「アイシング」を行いましょう。これが、今すぐできる最も効果的な応急処置です。

そして、痛みが少し落ち着いてきたら、再発予防のために足裏の「天然のサポーター」である筋肉を鍛えましょう。イスに座って、床に置いたタオルを足の指の力だけでゆっくりたぐり寄せる「タオルギャザー」という運動は、土踏まずのアーチをしっかり支える筋肉を安全に鍛えられるので特におすすめです。

ただし、絶対に守ってほしいルールは「痛みを感じたら即中止」すること。無理は回復を遅らせるだけなので、自己判断で進めず、必ず専門家の指示に従ってくださいね。

【根本改善】再発させないための当院の専門的アプローチ

アーク鍼灸整骨院では、痛い場所に湿布を貼ったり、マッサージをしたりするだけの、その場しのぎの治療は一切行いません。

私たちは、痛みの「本当の犯人」はどこに隠れているのかを名探偵のように突き止め、体の土台である骨格レベルから全体のバランスを整えることで、今ある辛い症状を取り除くだけでなく、この先も痛みがぶり返さない「ケガに強い、当たり負けしない体づくり」を最終的なゴールとしています。

1. AI姿勢分析と丁寧なカウンセリングによる原因の可視化

まずは、あなた自身の話を詳しく聞くことからスタートします。「いつから、どんな動きで痛むのか」「次の大会や試合の予定は?」など、あなたが感じている不安や目標をすべて私たちに共有してください。その後、当院が導入している最新のAI(人工知能)を使い、君の姿勢や体の使い方を科学的に分析します。

自分では絶対に気づけないような体の歪みや、走り方・歩き方のクセが、客観的な数値や3D画像としてハッキリ「見える化」されます。経験豊富なプロの目と、AIによる科学的なデータを組み合わせることで、なぜあなたの外脛骨が痛むのか、その根本原因を寸分の狂いなく特定します。

AI姿勢分析についての詳細はこちらをご覧ください

2. 痛みの根本に届く完全オーダーメイドの施術

AI分析で突き止めた「痛みの本当の原因」に基づき、数ある治療法の中から、今のあなたの体に本当に必要なアプローチだけを厳選します。まるでプロの監督が選手一人ひとりのために特別な練習メニューを組むように、君のためだけの「専用オーダーメイド治療プラン」を作成し、ご提案します。原因が一人ひとり違うからこそ、治療法も全員違って当たり前なのです。

骨格✖️深層筋調整

建物の土台が歪んでいると、上の階に問題が起きるのと同じです。体の土台である骨盤や足首の歪みをミリ単位で調整し、片足に偏りがちな重心バランスを正常な状態へリセットします。

骨格×深層筋調整についての詳細はこちらをご覧ください

インソール療法

あなたの足の形や歩き方のクセに合わせて作るオーダーメイドのインソールは、靴の中に入れる「体のサポーター」です。崩れた足のアーチを物理的に支え、痛みの原因となる足首のねじれを補正します。

インソール療法についての詳細はこちらをご覧ください

EMSトレーニング

自分ではなかなか鍛えることが難しい、足裏の奥深くにあるインナーマッスル(深層筋)を、特殊な電気(EMS)で効率的にトレーニングします。足の指がしっかり使えるようになり、地面を掴む力が格段にアップします。

EMSトレーニングについての詳細はこちらをご覧ください

各種物理療法(ハイボルテージ・鍼灸など)

今まさに燃え上がっているような強い痛みや炎症に対しては、即効性の高い特別な電気治療(ハイボルテージ)や鍼灸治療で、素早く火消しを行います。痛みを速やかに抑えることで、早期の練習復帰を全力でサポートします。

ハイボルテージ治療についての詳細はこちらをご覧ください

鍼灸治療についての詳細はこちらをご覧ください

 

もし、鹿児島県の南九州市、枕崎市、指宿市、南さつま市、またはその近隣のエリアで、「この足の痛み、いつまで続くんだろう…」と不安な毎日を過ごしているなら、もう一人で抱え込まないでください。その痛みを我慢しても、良いことは一つもありません。部活動やスポーツを本気で頑張るあなたのことを、私たちは全力でサポートします。まずはお話を聞かせるだけでも大丈夫。ぜひ一度、お気軽にご相談ください。

執筆者:アーク鍼灸整骨院 院長 坂元 大海

アーク鍼灸整骨院 院長 坂元 大海

理学療法士・はり師・きゅう師・柔道整復師・日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を持ち、これまでの経験・実績を基に情報を発信し、少しでも多くの方の助けになるよう努めている。

詳しくはこちら