腰痛

- 身体を動かすと腰が痛む
- 起きているより寝ている方が楽
- くしゃみや咳で腰に痛みが走る
- 座っているだけなのに腰が痛い
- 朝起きると腰が痛くて起き上がれない
腰痛は、多くの日本人が悩みを抱えている不調の一つです。
二足歩行をしている人間にとって、腰痛は宿命とも言えます。
たかが腰痛だからと放ったらかしにせず、きちんと痛みに向き合うことが、辛い痛みとさよならできる近道です。

腰痛とは?
腰痛は日本人の約80%が一生に一度は経験すると言われる最も一般的な症状の一つです。
厚生労働省のデータでは、腰痛は「自覚症状のある病気」の中で常に上位に位置し、仕事の離職・休業の大きな原因にもなっています。
腰痛には大きく分けて以下の2つがあります。
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特異的腰痛(原因が明確)
・椎間板ヘルニア
・脊柱管狭窄症
・圧迫骨折
・感染、腫瘍 など -
非特異的腰痛(原因が特定できないもの)
→ 約85%はこのタイプとされています。
▼ 腰痛によくみられる症状
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朝起きるときに腰が痛い
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デスクワークで座り続けると痛くなる
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前屈すると痛みが走る
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反らすと腰が詰まり痛くなる
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お尻~太ももの張り(坐骨神経痛)
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ぎっくり腰を繰り返す
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動き始めが痛い(農作業・介護の方に多い)
南九州市・枕崎市・指宿市・南さつま市では
農作業・漁業・デスクワークのいずれも盛んで、職業性腰痛が多くみられる地域です。
なぜ腰痛はなぜ繰り返すことが多いのか?
腰痛は、毎日のお仕事や、家事に密接に関わっています。
同じ姿勢を繰り返すお仕事(デスクワーク・立ち仕事・長時間の運転など)の方は特に、一度良くなっても生活習慣によって、また痛みを繰り返すという事が、よくあります。
湿布を貼ったり、マッサージ店に通ったりしても、腰痛の本当の原因を見つけ出して施術を行わなければ、この先もずっと、よくなっては痛くなるの繰り返しになってしまう他、痛みが長期化して、辛い日々を送る事になってしまう可能性が高くなります。

腰痛の原因は一つではなく、
姿勢・骨盤の歪み・筋膜の緊張・関節の機能低下・生活習慣・ストレス など複数の要因が絡み合って起こります。この複数の要因が改善しないことが繰り返す腰痛の一因です。
① 姿勢の崩れ(骨盤後傾・猫背・反り腰)
腰椎は本来、ゆるやかな前弯カーブを描いていますが、
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猫背
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骨盤後傾
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反り腰(前傾が強すぎる)
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デスクワーク姿勢
によりカーブが崩れると椎間板・筋肉・靭帯への負担が急増します。
② 股関節・胸椎の可動性低下による代償
股関節・胸椎が硬い人は、
前屈・反る・ひねる動きの際に本来動くべき関節ではなく腰が代わりに動くため腰に過剰な負担がかかります。
③ 腹圧(コア)の弱さ
腹横筋・多裂筋・骨盤底筋・横隔膜が弱いと、
「腰を支える内側のコルセット」が機能しません。
その結果、
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日常動作で腰が不安定
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軽い動作でぎっくり腰
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腰の椎間板に負荷が集中
などの原因になります。
④ 筋膜の癒着や滑走不全
最近の研究では、
腰痛の多くが「筋膜の動きの悪さ」から起こると報告されています。
特に硬くなりやすい場所:
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腰背筋膜
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大殿筋・中殿筋
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ハムストリングス
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腸腰筋(股関節の奥)
筋膜が硬くなると、動作のたびに腰へのストレスが増します。
⑤ 仕事・生活習慣による負荷
南九州市・南さつま市では農業が盛んで、
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中腰
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前屈姿勢
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持ち上げ動作
が多く、腰痛発症率が高い傾向があります。
また、枕崎市・指宿市ではデスクワーク患者が増え、座り姿勢の悪さが腰痛の主な原因となっています。
アーク鍼灸整骨院の専門施術
① 医学的評価による“原因の特定”
腰痛改善の最短ルートは「原因特定」。
当院では初回に以下を詳しく評価します。
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姿勢分析
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関節可動域
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股関節・胸椎の動き
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筋膜の硬さ
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コアの機能
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生活習慣・仕事環境
「なぜ腰が痛くなったのか」を医学的に分析し、症状に合わせた最適な施術計画をご提案します。
② 筋膜リリース&トリガーポイント治療
腰痛の多くは筋膜の硬さが原因です。
当院では、
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腰背筋膜
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大殿筋・中殿筋
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腸腰筋
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ハムストリングス・大腿筋膜張筋
など腰痛に関係する筋膜ラインを丁寧にアプローチし、
動作時のストレスを軽減させます。

③ 骨盤・背骨の歪みを整える骨格矯正
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骨盤の後傾
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骨盤の左右差
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腰椎の回旋
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胸椎の硬さ
など、腰に負担をかける骨格の歪みを調整し、
椎間板や筋肉にかかる負荷を軽減します。

④ 最新医療機器で炎症・痛みを早期改善
急性腰痛(ぎっくり腰)にも対応できる機器を導入。
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ハイボルテージ(深部の痛みを抑える)
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超音波(筋膜・関節の修復)
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立体動態波(神経痛・筋緊張緩和)
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微弱電流(急性期の回復促進)
痛みが強いときほど効果を発揮します。
⑤ ピラティスで再発予防
ユーザー様の専門分野でもある ピラティスの原理 を治療に応用。
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コア(腹横筋・多裂筋)の再教育
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股関節ヒンジ動作の習得
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背骨の分節運動
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正しい立ち方・座り方
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日常生活の腰への負担軽減指導
「痛くならない体」を作ることで再発を防止します。
患者様の声
「農作業での腰痛が軽くなり、仕事が楽になりました」
「整形外科で改善しなかった腰痛が3ヶ月で消失」
「腰痛がピラティス指導で再発しなくなった」
※個人の感想で効果を保証するものではありません。
まとめ
腰痛は「ただの疲れ」ではなく、
姿勢・骨盤・筋膜・関節の機能低下など、根本的な原因が必ず存在します。
アーク鍼灸整骨院では、
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医学的評価
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筋膜リリース
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骨盤矯正
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最新医療機器
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ピラティスによる再発防止
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生活指導まで徹底
を組み合わせ、
南九州市・枕崎市・指宿市・南さつま市で最も効果的な腰痛治療 をご提供します。
腰痛でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。
参考文献
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日本整形外科学会「腰痛診療ガイドライン」
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厚生労働省「国民生活基礎調査」
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McGill, S. Low Back Disorders
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JOSPT ガイドライン(腰痛)
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日本腰痛学会資料
よくある質問Q&A
Q1:頚椎ヘルニアと頚椎症性神経根症の違いは何ですか?
A1 ① 結論 どちらも首の神経の圧迫による症状ですが、ヘルニアは椎間板(クッション)が飛び出して神経を圧迫するもの、頚椎症は骨の変形(骨棘)や靭帯の肥厚によって神経を圧迫するものです。
② 理由・メカニズム
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頚椎ヘルニア: 20〜40代の比較的若い世代に多く、不適切な姿勢や外傷により、背骨の間にあるクッション(椎間板)の一部が飛び出し、近くを通る神経の根元を圧迫します。
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頚椎症性神経根症: 50代以降の加齢に伴う変化として多く、長年の負担により骨や靭帯が変性・肥厚し、神経の通り道(神経根孔)を狭くすることで圧迫が生じます。
③ 改善のための具体的対策 いずれも首に負担をかけない生活が重要です。下を向く姿勢を避け、パソコンやスマートフォンの画面を見る際は、目線が自然と上を向くよう、高さを調整しましょう。
④ 専門院での治療アプローチ 専門院では、どちらの疾患に対しても、飛び出した椎間板や変形した骨に直接触れるのではなく、首にかかる負担を減らすため、頚椎のS字カーブを回復させる矯正や、肩甲骨・背骨の動きを改善させ、首の安定化を図る施術を行います。
Q2:頚椎ヘルニア・頚椎症性神経根症で、どんな症状が出ますか?
A2 ① 結論 主な症状は、首の痛みのほか、圧迫された神経が支配する領域に現れる片側の肩、腕、指先への鋭い痛みやしびれ、そして**脱力感(力が入りにくい感覚)**です。
② 理由・メカニズム 首から出た神経は、それぞれ特定の腕や指の皮膚感覚と筋肉の動きを司っています。神経が圧迫されると、その神経が支配している領域に沿って**「電気が走るような」鋭い痛みや、「ジンジン」としたしびれが生じます。進行すると、指先に力が入りにくくなったり、細かい作業がしにくくなったりする運動麻痺**の症状が現れることがあります。
③ 改善のための具体的対策 首を後ろに反らせたり、痛みのある方に傾けたりする動作は、神経の圧迫を強めるため、絶対に避けましょう。症状が出ている間は、枕の高さを普段より低めにして、首が楽な姿勢で休むようにしてください。
④ 専門院での治療アプローチ 症状の緩和のため、首周りだけでなく、背中や肩甲骨周りの過緊張した筋肉を緩め、神経のストレスを間接的に減らします。特に、神経の炎症を鎮めるための微細な電流治療などを併用することもあります。
Q3:頚椎ヘルニア・頚椎症性神経根症を悪化させないためのNG行動は?
A3 ① 結論 頚椎ヘルニア・頚椎症性神経根症を悪化させる最大のNG行動は、**長時間のうつむき姿勢(スマホ、デスクワーク)**と、首を急激にひねったり反らせたりするストレッチです。
② 理由・メカニズム
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うつむき姿勢: 頭の重さが首の骨と椎間板に集中し、特に椎間板の圧力が高まるため、ヘルニアの飛び出しや神経根の圧迫を増強させます。
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急激な動作: 痛みがある状態で無理に首を動かすと、圧迫されている神経をさらに刺激し、炎症を悪化させるだけでなく、症状を慢性化させる原因となります。
③ 改善のための具体的対策 スマートフォンを見る際は、目線の高さまで持ち上げて見るように徹底しましょう。また、湯船に浸かって首周りを温めることは血行を良くし、症状の緩和に繋がりますが、マッサージなどで痛む部位を強く押すのは控えましょう。
④ 専門院での治療アプローチ 当院では、患者様一人ひとりの**「痛みが誘発される動作」を特定し、その動作を避けるための正しい姿勢や動作指導を徹底します。特に、「首の負担を分散させる体幹の使い方」**を指導し、再発を防ぐ体の使い方を習得していただきます。
Q4:頚椎ヘルニアの痛みやしびれは、自宅で治せますか?
A4 ① 結論 自宅での安静や姿勢改善といったセルフケアは症状の緩和に不可欠ですが、神経の圧迫を根本から解消するには限界があり、専門院での施術やリハビリが必要です。
② 理由・メカニズム 自宅でのケアは、炎症を鎮めたり、筋肉の過緊張を和らげたりする効果はありますが、飛び出した椎間板を元に戻すことや、変形した骨による神経根孔の狭窄を広げることはできません。そのため、専門家による骨格矯正や筋肉のリリースで、間接的に神経への圧迫を減らすことが根本改善には求められます。
③ 改善のための具体的対策 自宅でできることとして、タオルを丸めて首の後ろに当て、仰向けで寝てリラックスする(首のカーブをサポートする)方法は、神経への負担を減らすのに有効です。また、症状の改善には時間がかかることを理解し、焦らず治療を続けることが大切です。
④ 専門院での治療アプローチ 専門院では、首の骨(頚椎)と連動する胸椎(背中の骨)の矯正を重点的に行います。胸椎の動きが硬くなると、その分、首に過度な負担がかかるため、体全体の連動性を回復させることで、首の神経へのストレスを長期的に軽減します。
Q5:頚椎ヘルニア・頚椎症性神経根症の再発を防ぐための予防法は?
A5 ① 結論 再発予防には、正しい姿勢の維持に加え、首を支える背中や肩甲骨周りの筋力強化、そして定期的な体のメンテナンスが不可欠です。
② 理由・メカニズム 一度神経を圧迫した方は、首の安定性が低下していることが多く、疲労や姿勢の乱れで再び圧迫が起こりやすい傾向があります。首の土台である肩甲骨や体幹の筋肉を強化することで、首への負担を分散させ、不良姿勢に戻りにくい安定した体を作り上げることが、長期的な予防に繋がります。
③ 改善のための具体的対策 タオルを使った肩甲骨のストレッチや、軽い体幹トレーニングを日課にしましょう。特に、猫背を改善し、肩甲骨を背骨に引き寄せる意識を持つことが、首の正しいカーブを維持するのに役立ちます。
④ 専門院での治療アプローチ 当院では、症状が改善した後も、月1回程度のメンテナンスを推奨し、骨盤から背骨、頚椎にかけての歪みをチェックします。また、再発予防に特化した肩甲骨と体幹のインナーマッスル強化のためのパーソナルトレーニング指導を行い、患者様ご自身で体を管理できる状態を目指します。
患者様の声
【60代・男性・南九州市】
腰が悪く趣味のバイクに乗れず困っていましたが、施術を受け体の調子がだいぶ
良いです。説明もわかりやすく受付スタッフの対応も良いです。
大分助かっています。 ありがとうございます。








