【ロンジェビティとは?】「何歳まで生きるか」から「何歳まで元気に動けるか」へ|アーク鍼灸整骨院が考えるこれからの身体づくり

2026年10月1日

【ロンジェビティとは?】「何歳まで生きるか」から「何歳まで元気に動けるか」へ|アーク鍼灸整骨院が考えるこれからの身体づくり

「最近、以前より疲れやすくなった」

「階段を上るのが少し大変になった」

「膝や腰が気になって、歩く量が減ってきた」

「運動した方がいいとは思っているけれど、なかなか続かない」

40代、50代と年齢を重ねるにつれて、このような身体の変化を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私たちアーク鍼灸整骨院が、これからさらに大切にしていきたい考え方が「ロンジェビティ(Longevity)」です。


ロンジェビティとは?

ロンジェビティ(Longevity)とは、直訳すると「長寿」を意味する言葉です。

しかし、これからの健康づくりを考えるうえでは、単に「何歳まで生きるか」だけでなく、

「何歳まで自分の身体で動き、自分らしい生活を続けられるか」

という視点も大切です。

自分の足で歩く。

仕事を続ける。

旅行に行く。

趣味やスポーツを楽しむ。

家族や友人と出かける。

こうした自分らしい生活を続けていくためには、身体を動かすための機能を維持していくことも重要になります。

WHO(世界保健機関)は、Healthy Ageing(健康的な高齢化)を、高齢期のウェルビーイングを可能にする「機能的能力(functional ability)」を発達・維持するプロセスと定義しています。

この「機能的能力」には、基本的なニーズを満たすことや意思決定、社会との関わりなどとともに、「移動できること(be mobile)」も含まれています。

アーク鍼灸整骨院では、この考え方も参考にしながら、

身体の評価・施術・運動・筋力づくりを一つにつなげ、「これからも動ける身体」を考えていくこと

を大切にしています。


なぜ今、ロンジェビティという考え方が大切なのか?

長く生きることだけでなく、その時間をどのように過ごせるかも大切です。

例えば、

「旅行に行きたい」

「いつまでも仕事を続けたい」

「孫と一緒に出かけたい」

「趣味のスポーツを続けたい」

と思ったとき、その土台になるものの一つが身体を動かす機能です。

そのため私たちは、身体に不調が出たときだけでなく、

「今の身体がどのような状態なのか」

に目を向けることも大切だと考えています。


整骨院は「痛くなったら行く場所」だけでしょうか?

整骨院というと、

「腰が痛くなったら行く」

「肩が痛くなったら施術を受ける」

といったイメージを持たれている方も多いと思います。

もちろん、身体の不調に対応することは私たちの大切な役割です。

しかし、アーク鍼灸整骨院では、不調を感じている場所だけを見るのではなく、「なぜそこに負担がかかっているのか」を考えることを大切にしています。

例えば腰に不調があったとしても、その背景には股関節の動きや姿勢、筋肉の状態、日常生活での身体の使い方など、さまざまな要素が関係している場合があります。

そのため、身体の状態を確認したうえで、一人ひとりに合わせて施術を組み立てていきます。

そして身体が動かしやすくなってきたら、それで終わりではありません。

「その身体を、これからどう使っていくのか」ここまで考えることが、年齢を重ねても身体を動かしていくうえで大切だと考えています。

身体を動かすことは、なぜ大切?

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、全体の方向性として

「今よりも少しでも多く身体を動かす」ことが示されています。

成人については、歩行またはそれと同等以上の強度の身体活動を1日60分以上(1日約8,000歩以上に相当)行うことが推奨されています。

さらに、筋力トレーニングを週2〜3日行うことも推奨されています。

高齢者については、歩行またはそれと同等以上の身体活動を1日40分以上(1日約6,000歩以上)、筋力・バランス・柔軟性などを含む多要素な運動を週3日以上、筋力トレーニングを週2〜3日行うことが推奨されています。

ただし、「8,000歩歩けなければ意味がない」ということではありません。

ここは、とても大切なポイントです。

年齢、体力、仕事、生活環境、運動経験、身体の状態は一人ひとり異なります。

厚生労働省のガイドでも、個人差を踏まえて強度や量を調整し、可能なものから取り組むことが示されています。

いきなり大きな目標を設定するのではなく、

「今の自分より、少し身体を動かしてみる」

というところから始めることも大切です。


「歩く」だけでなく、筋力にも目を向ける

筋力というと、

「スポーツをする人に必要なもの」

「筋肉を大きくするためのもの」

と思われるかもしれません。

しかし筋肉は、

立ち上がる、歩く、階段を上る、荷物を持つ、姿勢を保つ――

といった日常生活のさまざまな動作にも関わっています。

厚生労働省は成人・高齢者に対して週2〜3日の筋力トレーニングを推奨しており、可能であれば有酸素性身体活動と組み合わせることも紹介しています。

つまり、これからの身体づくりを考えるうえでは、

「どれくらい身体を動かしているか」だけでなく、「身体を動かすための筋力」についても目を向けること

が重要です。


ただ「運動してください」だけでは難しいこともあります

身体を動かすことが大切だと分かっていても、すべての方がすぐに運動を始められるわけではありません。

「膝が気になって長く歩けない」

「腰に不調があって運動するのが不安」

「身体が硬く、何をすればいいか分からない」

「そもそも運動する習慣がない」

という方もいらっしゃいます。

実際、厚生労働省も、運動器の痛みなど身体活動によって悪化する可能性がある状態では、事前に医師等の専門家へ相談することを案内しています。

だからこそ、

なぜ動きにくいのか?

どのような動きで負担がかかっているのか?

今の身体なら何から始められるのか?

を確認することが重要です。

アークでは「運動不足だから運動しましょう」で終わらせるのではなく、まず現在の身体を知るところから始めることを大切にしています。


アーク鍼灸整骨院が考えるロンジェビティへの取り組み

アーク鍼灸整骨院では、これからも身体を動かしていくための身体づくりを、

「整える × 動かす × 鍛える」

という3つの視点で考えています。

① 整える|まず、今の身体を知る

姿勢や関節の動き、筋肉の状態、身体の使い方などを確認し、一人ひとりの状態に合わせて施術を行います。

単に不調を感じる場所だけを見るのではなく、

「なぜ、そこに負担がかかっているのか?」

という視点を大切にしています。

② 動かす|自分自身で身体を動かす

身体の状態に応じて、ピラティスや運動療法なども取り入れます。

施術を受けるだけではなく、実際に自分自身で身体を動かしながら、動作や身体の使い方を確認していきます。

「整えて終わり」ではなく、その身体を実際の生活の中でどう使っていくのかまで考えます。

③ 鍛える|日常生活に必要な筋力にも目を向ける

立つ、歩く、階段を上るなど、日常生活のさまざまな動作には筋力が関わっています。

そこでアークでは、

身体を整える → 動かす → 必要な筋力にも目を向ける

という流れを大切にしていきます。

そして定期的に身体の状態を確認する。

評価 → 施術 → 運動 → 筋力づくり → 再評価

この循環をつくり、

「身体の不調に対応すること」と「その先も身体を動かしていくこと」を切り離さずに考える。

これが、アーク鍼灸整骨院が考えるロンジェビティへの取り組みです。

 


ロンジェビティは高齢になってから考えるもの?

ロンジェビティは、高齢者だけのテーマではありません。

40代・50代になると、

「以前より歩かなくなった」

「仕事がデスクワーク中心になった」

「昔ほど運動しなくなった」

「最近、体力の変化を感じる」

という方もいらっしゃいます。

だからこそ、年齢を重ねてから急に何かを始めるのではなく、

今の身体の状態を知り、今できることから身体を動かしていく。

という考え方を大切にしたいと思っています。

歩く。

階段を使う。

定期的に身体を動かす。

自分に合った運動をする。

必要に応じて筋力トレーニングを取り入れる。

そして、身体の状態を確認する。

特別な方法だけを求めるのではなく、こうした日々の積み重ねを大切にしていきます。


「何歳まで元気に動けるか」を一緒に考える整骨院へ

私たちが目指しているのは、

「痛くなったら行く場所」だけではありません。

身体の状態を評価する。

不調があれば、その状態に合わせて施術する。

身体を動かす。

必要な筋力に目を向ける。

そして、もう一度身体の状態を確認する。

その積み重ねによって、

「何歳まで生きるか」だけではなく、「何歳まで元気に動けるか」。

を一緒に考えていきたいと思っています。

年齢を重ねても、自分の足で歩く。

仕事をする。

趣味を楽しむ。

旅行に行く。

家族や友人と出かける。

そのために必要なのは、何か一つの特別な方法だけではなく、

今の身体を知り、整え、動かし、必要な筋力に目を向け、それを継続していくこと。

アーク鍼灸整骨院は、これからも南九州市をはじめとする南薩地域の皆さまが、自分らしく身体を動かし続けるための身体づくりをサポートしていきます。


ロンジェビティについてよくある質問

Q. ロンジェビティとは何ですか?

ロンジェビティ(Longevity)は、直訳すると「長寿」を意味します。アーク鍼灸整骨院では、単に長く生きることだけではなく、「何歳まで自分の身体で動き、自分らしい生活を続けられるか」という視点を大切にしています。

Q. 健康寿命とロンジェビティは同じですか?

完全に同じ言葉ではありません。「健康寿命」は健康上の制限なく日常生活を送れる期間を示す指標として用いられます。一方、「ロンジェビティ」は本来「長寿」を意味する言葉で、近年は長期的な健康や生活の質などを考える文脈でも使われています。本記事では、年齢を重ねても自分らしく身体を動かしていくという視点からロンジェビティを捉えています。

Q. 1日8,000歩は必ず歩かなければいけませんか?

いいえ。厚生労働省は成人について1日約8,000歩以上に相当する身体活動を推奨していますが、同時に個人差を踏まえて強度や量を調整し、可能なものから取り組むことも示しています。

Q. 筋力トレーニングは週何回が目安ですか?

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、成人・高齢者ともに週2〜3日の筋力トレーニングが推奨されています。

Q. 40代・50代から身体づくりを始めてもいいですか?

身体活動や運動は、年齢だけで一律に考えるものではありません。大切なのは、現在の体力や身体の状態などを踏まえ、無理のない範囲から始めることです。厚生労働省も個人差に合わせて取り組むことを示しています。

Q. EMSをすれば運動をしなくてもいいですか?

アークでは、EMSを日常の身体活動や自分自身で行う運動の代わりとは位置づけていません。身体を動かすことを大切にしながら、筋肉を刺激する方法の一つとして活用する予定です。

Q. アーク鍼灸整骨院ではロンジェビティにどう取り組みますか?

アークでは、「整える・動かす・鍛える」という考え方を基本に、身体の評価、施術、ピラティス・運動療法、筋力づくり、再評価を一つの流れとして考えています。


参考情報

本文中の身体活動・筋力トレーニングに関する内容は、厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を参考にしています。2026年9月16日時点でも、厚生労働省の身体活動・運動の推進ページに同ガイドが掲載されています。

・厚生労働省「身体活動・運動の推進」

・厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」

・WHO「Healthy ageing and functional ability」

【症例報告㉘】夜も痛くて腕が上がらない「四十肩」|枕崎市・47歳女性の施術例

2026年09月19日

【この記事を3行でまとめると】

・枕崎市在住の47歳女性。2週間ほど前から明確なきっかけなく肩の痛みが出現し、夜間痛や腕の上げづらさ、着替えなど日常生活にも支障があり、医療機関で「四十肩」と説明を受けた後に来院。

・痛みが強い時期は、当院で用いる物理的アプローチの一つとしてハイボルト施術を行い、痛みや動かしやすさを確認しながら、胸郭・肩甲帯・肩関節など「腕を上げるために必要な動き」を段階的に評価・施術。

・3か月間、肩だけでなく肩甲上腕リズムや胸郭、必要に応じて肘・前腕まで機能解剖に基づいて確認し、日常生活での支障を減らしながら機能回復を目指しました。

 


患者様情報

47歳・女性/枕崎市在住/調理関係

約2週間前から、特に思い当たる原因なく肩に痛みが出現。

腕を上げる動作や着替えで痛みがあり、夜間痛もみられていました。

医療機関を受診し、「四十肩」と説明を受けた後、当院へ来院されました。


肩の痛み・腕の上げづらさでは「肩だけ」を見るわけではありません

腕を上げる動作は、いわゆる肩関節だけで行われているわけではありません。

肩甲上腕関節・肩鎖関節・胸鎖関節・肩甲胸郭関節などが連動し、さらに胸椎や肋骨などの胸郭の動きも関係します。また、実際の仕事や日常生活では、肩から肘・前腕・手までが連動して動きます。

そのため当院では、『胸郭 → 肩甲骨 → 肩関節 → 肘 → 前腕』まで必要に応じて確認し、腕を上げる動作のどこで動きづらさが出ているのかを機能解剖に基づいて評価します。

肩以外が原因と決めつけるのではなく、肩を含めた上肢全体の動きや使い方を確認することを大切にしています。


アーク鍼灸整骨院での施術

① ハイボルト施術|痛みが強い時期のアプローチ

初期は夜間痛や腕を動かした際の痛みが強かったため、当院で用いる物理的アプローチの一つとしてハイボルト施術を行いました。

痛みが強い時期に無理に肩を動かすのではなく、施術前後の痛みや動かしやすさを確認しながら、その時点で動かせる範囲を評価していきます。

※感じ方や経過には個人差があります。

▶︎ハイボルト施術の詳細はこちら

② 骨格×深層筋調整|肩の機能回復を目指す

痛みの状態を確認しながら、当院の骨格×深層筋調整として、胸郭・肩甲帯・肩関節周囲への徒手的なアプローチや運動を行いました。

特に重視したのが、

・胸郭の動き
・肩甲骨の動き
・肩甲上腕リズム
・肩関節を構成する各関節の動き
・肘や前腕の回内・回外

です。肩だけを施術するのではなく、「腕がスムーズに動くために必要な機能」を一つずつ確認しながら進めていきました。初回施術後には、腕を動かした際の負担感に変化がみられました。

▶︎骨格×深層筋調整の詳細はこちら

③ 日常生活・仕事での負担を減らす

今回の患者様は調理のお仕事をされています。

腕を前に出しての作業や、包丁・鍋などを扱う動作が多いため、施術だけでなく仕事中にどのような動作で肩への負担が出やすいのかも確認しました。

日常生活や仕事を続けながら、できるだけ負担を増やさない身体の使い方も一緒に考えていきます。


3か月間の施術経過

経過 状態・施術内容
初回 ▶︎夜間痛・挙上時痛あり。ハイボルト施術を行い、胸郭・肩甲帯の動きを確認。施術後、腕を動かした際の負担感に変化がみられました。
3週間 ▶︎夜間痛は残るものの、日中の動作が少し楽に。胸郭・肩甲骨の動きを中心に確認しました。
6週間 ▶︎夜間痛の頻度が減り、着替えなどの日常動作にも変化。肩甲上腕リズムや肩周囲の動きを確認しながら、可動域へのアプローチを段階的に増やしました。
9週間 ▶︎高い位置へ腕を伸ばすなど、できる動作が増える。調理の仕事動作も含め、肩・肩甲骨・胸郭の連動を再評価しました。
12週間 ▶︎夜間痛や着替えなど、当初困っていた日常生活上の支障に軽減がみられました。状態を確認しながら、機能維持のための運動・セルフケアへ移行しました。

※上記は本症例における経過です。自然経過や生活環境など複数の要因が関係するため、すべての方が同様の経過をたどるものではありません。


「四十肩・五十肩は時間がかかる」と言われた方へ

四十肩・五十肩と呼ばれる肩の症状は、程度や時期によって回復までに時間を要することがあります。

しかし、「時間がかかる=何もせず待つしかない」というわけではありません。その時の状態に合わせて、

・痛みを増やさないよう活動量を調整する
・夜間痛や着替えなど日常生活の負担を減らす
・胸郭や肩甲骨など動かせる部分の機能を保つ
・肩関節の動きを段階的に確認する
・仕事で肩に負担が集中しにくい身体の使い方を考える

といった対応を行っていきます。

今困っている日常生活への支障を減らしながら、できるだけスムーズな機能回復につなげていく。これが当院の肩の痛み・動かしづらさに対する考え方です。


よくある質問

Q1. 四十肩・五十肩は自然に良くなることもありますか?

時間の経過とともに症状が落ち着いていくケースもあります。ただし、痛みや可動域制限が長く続くこともあるため、日常生活への支障が大きい場合は、医療機関で相談しながら状態に応じた対応を検討することが大切です。

Q2. 四十肩・五十肩は動かした方がいいですか?

痛みが強い時期に、痛みを我慢して無理に動かすことはおすすめできません。一方で、状態に応じて痛みの少ない範囲で動かし、肩甲骨や胸郭を含めた上肢の機能を保つことも大切です。

Q3. 夜に肩が痛くなるのは四十肩・五十肩の特徴ですか?

四十肩・五十肩と呼ばれる肩関節周囲の症状では、夜間痛がみられることがあります。ただし、腱板損傷や石灰沈着性腱板炎など他の肩疾患でも夜間痛が起こることがあります。強い痛みが続く場合は、医療機関での検査も検討します。

Q4. 四十肩・五十肩は肩だけ施術すればいいですか?

肩の痛みや動きづらさの背景は一人ひとり異なります。腕を上げる動作には、肩関節だけでなく肩甲骨・鎖骨・胸郭などの協調した動きも関係するため、当院では必要に応じて上肢全体の動きや生活動作を確認します。

Q5. 四十肩・五十肩はどれくらいで良くなりますか?

回復までの期間は、症状の程度や発症からの期間、生活・仕事での負担などによって異なります。数か月以上を要する場合もあるため、期間だけでなく、夜間痛や着替え、仕事など日常生活で困っていることの変化を確認しながら対応します。


枕崎市で四十肩・五十肩にお悩みの方へ

アーク鍼灸整骨院 鹿児島院では、痛みが出ている肩だけを見るのではなく、肩甲骨・胸郭、必要に応じて肘・前腕まで含めた上肢全体の動きを確認します。

痛みに配慮したアプローチ
→ 機能回復を目指した評価・施術
→ 日常生活・仕事での負担軽減

この3段階を基本に、一人ひとりの状態に合わせて対応しています。

「医療機関で四十肩・五十肩と言われた」
「夜、肩が痛くて眠りづらい」
「腕が上がらず着替えがつらい」
「仕事で肩を使うのがつらい」

このような症状でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

強い安静時痛や夜間痛、外傷後に腕が上がらない、著しい筋力低下、発熱やしびれを伴う場合などは、腱板断裂、石灰沈着性腱板炎、頸椎由来の症状なども考慮する必要があります。早めに整形外科などの医療機関へご相談ください。

※本記事は一症例の経過を紹介したものであり、施術の効果を保証するものではありません。症状や経過には個人差があります。

※本記事は実際の症例をもとに、個人が特定されないよう一部情報を調整しています。

関連ページ・参考

・肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)

・腱板損傷、腱板断裂

・日本整形外科学会「五十肩(肩関節周囲炎)」

・日本整形外科学会|肩腱板断裂

【初診時の流れ】整骨院では何をする?受付・検査・施術まで解説|南九州市アーク鍼灸整骨院

2026年09月1日

「整骨院に行ってみたいけれど、どんなことをするのか分からない」

「いきなり施術をされるのが少し不安」

「痛いところだけを揉むの?それとも検査もするの?」

初めて整骨院を利用する方の中には、このような疑問や不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

アーク鍼灸整骨院では、痛みのある場所だけを施術するのではなく、まずカウンセリングや姿勢・身体の動きなどを確認し、「なぜそこに負担がかかっているのか」を評価したうえで施術することを大切にしています。

この記事では、南九州市のアーク鍼灸整骨院で行っている受付からカウンセリング、検査、施術、施術後の説明まで、初診時の流れを詳しくご紹介します。

初めてご来院される方が安心してお越しいただけるよう、まずは初診にかかる時間や服装、持ち物などをご案内します。

初診前に知っておきたいこと

   
【所要時間】  ▶︎初診は受付〜お会計まで合わせて約1時間ほど頂いております。
【ご予約】  ▶︎予約優先制のため、事前のご予約がおすすめです。
【服装】  ▶︎動きやすい服装がおすすめです。短パンの貸し出しもございます。
【持ち物】

▶︎健康保険を使用する可能性がある場合は、マイナ保険証または資格確認書などをご持参ください。

【通院中の方】  ▶︎医療機関での検査結果やお薬の情報などがあればご持参ください。

 

初診では、いきなり施術を始めることはありません。

まず現在のお悩みを詳しく伺い、姿勢や身体の動き、必要な検査を行います。その結果をもとに現在の身体の状態や施術内容をご説明し、ご納得いただいたうえで施術を進めていきます。

それでは、実際の初診の流れを順番にご紹介します。

※当院の施術に対する考え方や治療コンセプトについては、

▶︎「初めての方へ」](https://www.ark-kagoshima.com/first/)もあわせてご覧ください。

 アーク鍼灸整骨院|初診から施術までの流れ

① ご来院・受付

ご来院いただいたら、まず受付を行います。

初めての方には問診票をご記入いただき、現在のお悩みや症状について確認します。

「こんな症状でも整骨院に相談していいのかな?」

という場合も、まずは現在困っていることをご記入ください。

ご予約の方を優先してご案内しておりますので、初めてご来院される場合は事前のご予約をおすすめしています。

 ② カウンセリング

問診票をもとに、国家資格を持つ施術者が詳しくお話を伺います。

単に「どこが痛いですか?」と確認するだけではなく、

・いつ頃から症状があるのか
・どのような動作で症状が出るのか
・仕事や日常生活で身体に負担がかかっていないか
・スポーツ歴や過去のケガ
・現在どのようなことで困っているのか
・施術を通してどのような状態を目指したいのか

などを確認していきます。

同じ「腰痛」や「肩の痛み」であっても、症状に関係する要因や身体の状態、生活環境は一人ひとり異なります。

そのため、施術に入る前のカウンセリングを大切にしています。

③ 姿勢・身体の動きをチェック

カウンセリング後は、姿勢や実際の身体の動きを確認します。

アーク鍼灸整骨院では、必要に応じてAI姿勢分析も活用しながら、身体の左右差や姿勢の特徴などを確認します。

さらに症状に応じて、

・前屈
・後屈
・身体の回旋
・肩や股関節などの関節運動
・痛みや違和感が出る動作

などを確認していきます。

ここで重要なのが、「痛い場所=負担の原因となっている場所」とは限らないということです。

例えば腰に痛みが出ていても、股関節の動きが悪いことで腰が必要以上に動き、負担が集中しているケースがあります。

首や肩の場合でも、頭が前に出た姿勢や肩甲骨、胸郭などの動きが負担に関係していることがあります。

そのため、痛みのある場所だけではなく、身体全体の姿勢や動きを確認しながら、症状に関係している要因を考えていきます。

④ 症状に応じた検査を行い、身体の状態を確認

姿勢や身体の動きから症状に関係している要因を予測し、さらに必要な検査を行います。

症状に応じて、

・関節の動き
・筋肉の緊張や柔軟性
・身体の左右差
・痛みが出る動作
・神経症状の有無
・身体の使い方

などを確認します。

例えば同じ腰痛でも、腰だけを確認するのではなく、必要に応じて股関節など周囲の関節の動きも確認します。

検査は単に行うだけではありません。

「なぜこの部分に負担がかかっていると考えられるのか」
「身体のどこに動きにくさがあるのか」
「どの部分に対して施術を行うのか」

など、現在の身体の状態をできるだけ分かりやすくご説明し、患者様と共有したうえで施術へ進みます。

⑤ 一人ひとりの身体に合わせて施術

カウンセリングや姿勢・動作、検査で確認した内容をもとに、現在の身体の状態や症状に合わせて施術を行います。

アーク鍼灸整骨院では、一つの施術方法だけですべての症状に対応するのではなく、評価した内容や目的に応じて施術方法を選択します。

骨格×深層筋調整

筋肉の緊張だけを見るのではなく、関節の動きや身体のバランスなども確認しながら、身体にかかる負担を整えていく当院の基本施術です。

▶︎骨格×深層筋調整の詳細はこちら

鍼灸施術 

(※鍼灸施術はすべての方に行うものではありません。身体の状態や症状、ご希望に応じてご提案します。鍼が苦手な方に無理に行うことはありませんので、ご安心ください。)

筋肉の緊張や身体の状態、症状に応じて鍼灸を行います。

腰痛や首・肩周辺の症状、スポーツによる身体のお悩みなど、一人ひとりの状態を確認したうえで施術します。▶︎鍼灸治療の詳細はこちら

ハイボルテージ

高電圧の電気刺激を利用した施術機器です。

急性期の痛みや筋肉・関節周辺の症状など、身体の状態に応じて使用します。

▶︎ハイボルテージ治療の詳細はこちら

テーピング

スポーツによるケガや関節への負担などに対して、必要に応じてテーピングを行います。

▶︎テーピングの詳細はこちら

運動療法(ピラティス)

身体の状態に応じて、ストレッチやエクササイズなどを取り入れます。

施術だけに頼るのではなく、必要に応じて身体を動かすことで、日常生活やスポーツで身体をより良く使える状態を目指します。

検査・評価の結果をもとに、その方の身体の状態や目的に合わせて必要な施術を組み合わせていきます。

その他の施術メニュー

※すべての施術を行うわけではありません。カウンセリングや検査・評価をもとに、必要性や料金をご説明したうえでご提案します。

⑥ 施術後に身体の変化を再チェック

施術が終わったら、必要に応じて施術前に確認した動作などをもう一度チェックします。

「痛みがどう変化したか」だけではなく、

・動きやすさはどう変わったか
・関節の動きはどう変化したか
・施術前に問題があった動作はどう変わったか

などを確認します。

施術をして終わりではなく、施術前と施術後を比較して身体の変化を確認することも、当院が大切にしているポイントです。

その日の変化を確認しながら、今後どのような部分に取り組んでいく必要があるのかを考えていきます。

 

⑦ 今後の施術計画・通院についてご説明

身体は、一度の施術ですべての問題が解決するとは限りません。

症状の程度や発症してからの期間、仕事・スポーツなどの生活環境、身体の状態によって必要な施術期間は異なります。

そのため現在の状態をもとに、

・今後どのように身体を整えていくのか
・どの程度の通院が必要と考えられるのか
・日常生活で気をつけること
・自宅でできるセルフケア

などをご説明します。

一方的に施術を進めるのではなく、現在の身体の状態や目標を共有しながら施術計画を考えていきます。

 

⑧ お会計・次回予約

最後に受付でお会計を行います。

継続した施術が必要な場合には、身体の状態や施術計画に合わせて次回のご予約をご案内します。

次回予約について分からないことがあれば、遠慮なくスタッフへお尋ねください。

▶︎アクセスや料金はこちらから

 

整骨院に初めて行くときによくある質問

Q. 初診にはどのくらい時間がかかりますか?

初診では、カウンセリングや身体の検査・施術を行うため、1時間ほどお時間をいただいております。

ご予定がある場合は、ご予約時にあらかじめスタッフへお伝えください。

Q. どんな服装で行けばいいですか?

身体を動かしたり、姿勢や関節の動きを確認したりするため、動きやすい服装がおすすめです。

院内には、お洋服を掛けていただけるハンガーや、短パンなどの貸し出しもございます。

服装について不安がある場合は、ご予約時にお問い合わせください。

Q. 予約は必要ですか?

アーク鍼灸整骨院は予約優先制です。

事前にご予約いただくことで、待ち時間を少なくスムーズにご案内できます。

予約でいっぱいの場合には、すぐのご案内が難しく、お待ちいただくか、別の時間・別日をご案内する場合がございます。

特に初診ではカウンセリングや検査の時間を確保するため、事前のご予約をおすすめしています。

Q. 健康保険は使えますか?

整骨院で健康保険を使用できるかどうかは、症状やケガの原因などによって異なります。

すべての肩こりや腰痛などに健康保険が適用されるわけではありません。

保険適用について分からない場合は、症状や発生状況を確認したうえでご説明します。

Q. 整形外科に通院していても相談できますか?

症状や通院状況によって対応が異なります。

現在、整形外科などの医療機関へ通院されている場合は、診断内容や治療状況などをカウンセリング時にお伝えください。

Q. 交通事故によるむちうちや痛みも相談できますか?

交通事故後の首の痛み(むちうち)や腰痛、身体の違和感などについてもご相談いただけます。

事故直後は症状が軽くても、時間が経ってから痛みや違和感が現れる場合があります。

交通事故後に身体の症状がある場合は、まず医療機関を受診することも大切です。

▶︎交通事故治療に関してはこちらから

 

腰痛・肩こり・膝の痛みなど幅広いお悩みに対応しています

アーク鍼灸整骨院では、

・腰痛
・肩こり・首肩の痛み
・膝の痛み
・ぎっくり腰
・坐骨神経痛
・四十肩・五十肩
・スポーツによるケガ
・交通事故によるむちうち
・身体のメンテナンス

など、さまざまな身体のお悩みについてご相談いただけます。

症状名だけで施術内容を決めるのではなく、カウンセリング → 姿勢・動作の確認 → 必要な検査 → 施術 → 再評価という流れを大切にし、一人ひとりの身体の状態に合わせた施術をご提案します。

 

南九州市・南薩エリアで整骨院をお探しの方へ

アーク鍼灸整骨院は、南九州市を中心に、指宿市・枕崎市・南さつま市など南薩エリアからもご来院いただいています。

「整骨院に行くのが初めてで不安」

「自分の症状を相談していいのか分からない」

「繰り返している痛みについて、一度身体全体を見てもらいたい」

という方も、お気軽にご相談ください。

当院の治療コンセプトやスタッフについて詳しく知りたい方は、▶︎「初めての方へ」もご覧ください。

【鍼灸症例⑨】 シンスプリントにお悩みの患者様への鍼灸症例|指宿市中学2年生女子|南九州市のアーク鍼灸整骨院

2026年08月20日

シンスプリントによるすねの痛みでお悩みではありませんか?

バレーボールや陸上などのスポーツで、ジャンプやランニングのたびにすねの内側が痛くなることはありませんか?

シンスプリントは、成長期の学生やスポーツを頑張る方に多くみられるスポーツ障害です。初めは運動後だけの痛みでも、そのまま続けると歩行や階段でも痛みが出ることがあります。

今回は、南九州市のアーク鍼灸整骨院で、バレーボールによるシンスプリントが改善した中学生の症例をご紹介します。


【患者様情報】

年齢・性別:中学2年生 女子

居住地:枕崎市

スポーツ歴

  • バレーボール部に所属。
  • 週に複数回の練習を行い、ジャンプや着地動作を繰り返す機会が多い。
  • 以前から運動後に両足のすねの内側へ痛みを感じていたが、徐々に症状が強くなり来院された。

【来院時の状況】

■症状の発症時期・経過

最初は練習後だけ両足のすねの内側に痛みを感じる程度だった。

しかし練習を続けるにつれて、

・ジャンプ時に痛む

・練習中にも痛みが出る

・階段の昇り降りでも痛みを感じる

ようになり、競技にも支障が出始めたため来院された。


■他院での診断・治療

安静やアイシングを行っていたが、大きな改善はみられなかった。


【検査所見・症状の特徴】

当院で評価を行ったところ、次のような特徴がみられた。

■身体的特徴

・股関節の可動域低下

・足関節の可動域低下

・下腿内側に圧痛

・運動後に痛みが増悪

■動作時の特徴

・ジャンプの着地で踵骨が内側へ倒れ込む(過回内)

・ニーイン(膝が内側へ入る動作)がみられる

・片脚支持時の股関節の安定性低下

これらの所見から、

股関節と足関節の柔軟性低下に加え、中殿筋の機能低下によって着地時のフォームが崩れ、脛骨内側へ繰り返し負担が加わっていたことが主な原因と考えられた。


【アーク鍼灸整骨院での施術内容】

鍼治療(パルス療法)

炎症部位周囲や下腿の筋緊張が強い部分へ鍼を行い、低周波(パルス)を用いて施術を実施。

主に

・下腿内側の筋緊張緩和

・血流改善

・痛みの軽減

を目的に施術を行った。

施術後には「歩く時の痛みが軽い」「ジャンプしやすい」と変化を実感された。


手技療法・ストレッチ

シンスプリントの原因となっていた身体の硬さを改善するため、

・股関節の可動域改善

・足関節の可動域改善

・下腿の筋膜リリース

を実施。

筋肉をほぐすだけでなく、動きやすい身体づくりを目指した。

▶︎アーク式スポーツ専門施術の詳細はこちら

 


運動療法

着地時のニーインを改善するため、

中殿筋のトレーニングを指導。

さらに、自宅でも継続できる股関節・足関節のストレッチを行っていただき、着地時のフォーム改善にも取り組んだ。


【経過と改善】

回数 変化・改善点
1回目 施術後は歩行時のすねの痛みが軽減し、足が軽く感じられるようになる
3回目 練習後に残っていた痛みが軽減し、日常生活ではほとんど気にならなくなる
5回目 ランニング時の痛みが軽減し、練習できる時間や距離が徐々に増える
8回目 ダッシュやジャンプなど負荷の大きい動作でも痛みが出にくくなり、通常の練習に復帰

【患者様の声】

「最初は練習が終わった後だけ痛かったのですが、だんだん階段でも痛くなって不安でした。今ではジャンプや練習も痛みなくできるようになり、思い切りプレーできています。」


【担当者】鍼灸師 秋田海斗

スタッフ 秋田 海斗

シンスプリントは、すねだけが原因ではなく、股関節や足関節の柔軟性、着地フォーム、筋力のバランスなどが大きく関係しています。

今回の患者様も、股関節と足関節の柔軟性を改善し、中殿筋のトレーニングによって着地動作を見直すことで、すねへの負担が軽減しました。また、鍼通電療法(パルス)を併用することで、痛みの改善もスムーズに進みました。

成長期は無理をして競技を続けると、痛みが慢性化したり疲労骨折につながることもあります。

「運動後にすねが痛い」「ジャンプやランニングで痛みが出る」「シンスプリントがなかなか改善しない」とお悩みの方は、お早めにご相談ください。


関連

・アーク鍼灸整骨院「シンスプリント症状ページ」

・アーク鍼灸整骨院「スポーツ障害・外傷」

・アーク式スポーツ専門施術

・全日本鍼灸学会(JSAM)

・公益社団法人 全日本鍼灸学会

肩甲骨剥がしは本当に効果がある?原因と注意点を専門家が解説|南九州市アーク鍼灸整骨院

2026年08月10日

【この記事をまとめると】

  • 肩甲骨剥がしとは、肩甲骨を無理に剥がす施術ではなく、肩甲骨周囲の筋肉や関節の動きを整える徒手療法です。
  • 肩甲骨剥がしによって、肩や背中の張りの軽減、腕の動かしやすさ、姿勢や呼吸の改善などが期待できます。ただし、肩甲骨が硬くなる原因は肩だけではなく、猫背や胸椎の硬さ、骨盤の傾き、股関節や体幹の機能など、全身の姿勢と動きが関係しています。
  • この記事では、肩甲骨剥がしの効果と注意点を詳しく解説します。さらに、当院で行う施術と自宅でできるセルフケアも紹介します。

「肩甲骨がガチガチですね」と言われたことはありませんか?

「肩甲骨の内側が張る」「背中が重だるい」「腕を上げると引っかかる」といったお悩みで来院される方は少なくありません。

南九州市をはじめ、指宿市・枕崎市・南さつま市など南薩エリアでも、肩こりや背中の張り、巻き肩でお悩みの方が多く来院されています。

最近では「肩甲骨剥がしを受けてみたい」というご相談も増えています。

しかし、肩甲骨が硬いからといって、原因が肩甲骨だけにあるとは限りません。肩甲骨は首や背骨、骨盤など全身と連動して動くため、肩甲骨だけをほぐしても一時的な改善で終わることがあります。

この記事では、肩甲骨剥がしの本当の意味や期待できる効果、肩甲骨が硬くなる原因について専門的な視点からわかりやすく解説します。


肩甲骨の役割とは?肩こりや姿勢と深く関係しています

肩甲骨は肩関節の土台となる骨で、腕をスムーズに動かすために欠かせない存在です。

主な動きには、肩をすくめる「挙上」、肩を下げる「下制」、胸を張る「内転」、巻き肩や猫背でみられる「外転」、腕を上げる際の「上方回旋」、腕を下ろす際の「下方回旋」があります。

これらの動きが正常に行われることで、肩関節への負担が分散され、首や背中へのストレスも軽減されます。

肩甲骨剥がしで期待できる効果

肩甲骨剥がしは、肩甲骨そのものを「剥がす」施術ではなく、周囲の筋肉や関節の動きを改善する徒手療法です。

適切な評価を行ったうえで施術することで、

  • 肩甲骨の動きがスムーズになる
  • 肩や背中の張りが軽減する
  • 腕を上げやすくなる
  • 呼吸がしやすくなる
  • 姿勢改善につながる

などの効果が期待できます。

ただし、効果には個人差があり、肩甲骨だけが原因ではない場合も少なくありません。


強い肩甲骨剥がしは逆効果になることも

「痛いほど効く」「ゴリゴリ押した方が効きそう」と思われる方もいますが、必ずしもそうではありません。

肩甲骨の周囲には僧帽筋・菱形筋・前鋸筋・小胸筋・肩甲挙筋など、多くの筋肉や筋膜が重なっています。必要以上に強い刺激を加えると、筋肉や筋膜を傷めたり、炎症や揉み返しを起こしたり、症状が悪化する可能性もあります。

特に四十肩・五十肩の炎症期や神経症状を伴う場合には、強い徒手操作が適さないケースもあります。

当院では、「強い刺激=良い施術」ではなく、一人ひとりの状態に合わせた適切な刺激を大切にしています。


肩甲骨が硬くなる本当の原因|肩だけが原因ではありません

肩甲骨まわりが硬いと、「肩甲骨をもっとほぐせば改善する」と考えられがちです。しかし実際には、肩甲骨の硬さは原因ではなく、姿勢や身体の使い方によって生じた結果であることも少なくありません。

当院でも、肩こりや背中の張りで来院された方を評価すると、肩甲骨だけでなく、胸椎の動きや骨盤の傾き、股関節の柔軟性、体幹の安定性などに問題が見つかることがあります。

この関係を理解するうえで重要なのが、「Joint-by-Joint理論」と「運動連鎖」という考え方です。

Joint-by-Joint理論とは?肩甲骨が硬くなる原因を理解するポイント

人の身体は、「動く役割」を持つ関節と「支える役割」を持つ関節が連携することで、スムーズに動いています。

本来動くべき部位の可動性が低下すると、別の部位がその動きを補おうとして過剰に働き、筋肉の張りや痛みにつながることがあります。

肩甲骨には、腕の動きに合わせてスムーズに動く役割と、肩関節を安定させる役割の両方があります。そのため、胸椎や体幹の機能が低下した状態で肩甲骨だけをほぐしても、一時的な改善にとどまりやすくなります。

特に重要なのは胸椎の動き

肩甲骨の動きに大きく影響する部位の一つが、背中にある胸椎です。

デスクワークやスマートフォンの使用、長時間の運転、農作業などで前かがみの姿勢が続くと、胸椎の動きが低下し、肩甲骨も動きにくくなります。

その結果、肩甲骨周囲の筋肉に負担が集中し、肩こりや背中の張り、巻き肩、首こりなどが起こりやすくなります。

また、骨盤の後傾や股関節の硬さも姿勢全体を崩し、間接的に肩甲骨の動きを制限することがあります。

肩甲骨は全身と連動して動く

身体の動きは、一つの関節だけで行われるものではありません。これを「運動連鎖」といいます。

例えば腕を上げる動作では、肩関節だけでなく、胸椎が伸び、肩甲骨が回転しながら連携して動きます。

胸椎や肩甲骨の動きが低下すると、肩関節が不足した動きを補うため、肩の引っかかりや可動域制限が生じることがあります。こうした状態が続くと、肩関節周囲への負担が増え、痛みにつながる可能性もあります。

つまり、肩甲骨まわりの不調を改善するためには、肩甲骨だけをほぐすのではなく、胸椎や骨盤、股関節、体幹を含めて身体全体のバランスを確認することが大切です。

アーク鍼灸整骨院の肩甲骨アプローチ|「ほぐす」だけでは終われせません

肩甲骨まわりが硬くても、肩甲骨だけを施術するだけでは効果が限定的です。根本的な改善にはつながりません。

前章でご紹介したように、肩甲骨の動きは胸椎に影響されます。 骨盤や股関節、体幹など全身の要素にも左右されます。 このように全身の影響を受けて変化します。

そのため当院は肩甲骨剥がしという施術名にこだわりません。なぜ肩甲骨が動きにくくなるのかを評価します。次に、一人ひとりの状態に合わせた施術を提案します。


当院では「原因」を見つけることから始めます

肩甲骨の動きが悪くなる原因は、人によって異なります。

例えば、

  • 胸椎の動きが硬くなっている方
  • 巻き肩が強い方
  • 骨盤が後傾している方
  • 股関節の動きが少ない方
  • インナーマッスルが弱い方

では、必要な施術は同じではありません。

そのため当院では、施術前の評価をとても大切にしています。


AI姿勢分析と徒手検査で身体の状態を可視化

当院では、最新のAI姿勢分析を導入しています。

AI姿勢分析では、

  • 頭の位置
  • 肩の高さ
  • 骨盤の傾き
  • 背骨のバランス
  • 重心の偏り

などを客観的に確認できます。

ただし、AIだけで施術内容を決めることはありません。

AI姿勢分析はあくまで身体の状態を「見える化」するためのツールです。

その結果をもとに、国家資格を持つ施術者が実際に触れて確認します。徒手検査や動作分析を組み合わせ、本当の原因を見極めます。

「データ」と「臨床経験」の両方を組み合わせることで、一人ひとりに適した施術をご提案しています。


当院の施術は3つのステップで進めます

肩甲骨まわりの不調は、一度ほぐしただけで安定することは多くありません。

そこで当院では、症状や身体の状態に合わせて、次の3つのステップで改善を目指します。

Phase1|痛みや筋緊張を和らげる

まずは、肩甲骨まわりの筋肉や関節にかかっている負担を軽減し、痛みや動かしにくさを和らげます。

状態に応じて、以下の施術を組み合わせます。

無理に肩甲骨を引っ張るような施術ではなく、身体への負担に配慮しながら可動性の改善を目指します。


Phase2|肩甲骨が動きやすい身体をつくる

痛みが落ち着いてきたら、肩甲骨だけでなく、身体全体の動きを改善していきます。

特に重視するのは、

  • 胸椎の可動性
  • 股関節の柔軟性
  • 骨盤のアライメント
  • 肩甲骨の滑走性

です。

Joint-by-Joint理論や運動連鎖の考え方をもとに、肩甲骨へ負担が集中しない身体づくりを進めます。

この段階では、「肩甲骨剥がし」というよりも、身体全体の機能改善が中心になります。


Phase3|再発しにくい身体づくり

施術によって動きやすくなった身体も、そのままでは徐々に元の状態へ戻ろうとします。

そこで最後に重要になるのが、「正しく動かせる身体」を維持することです。

当院では、状態に応じて

をご提案し、肩甲骨を支える筋肉や体幹機能を高めながら、再発しにくい身体づくりをサポートしています。


このような方は一度ご相談ください

次のようなお悩みがある方は、肩甲骨だけではなく、全身のバランスを確認することで改善の糸口が見つかることがあります。

  • 慢性的な肩こりや背中の張りが続いている
  • デスクワークで肩甲骨まわりが重だるい
  • 巻き肩や猫背が気になる
  • 腕を上げると肩が引っかかる感じがする
  • マッサージを受けてもすぐ元に戻る
  • スポーツで肩が動かしにくい

南九州市はもちろん、指宿市・枕崎市・南さつま市など南薩エリアからも多くの患者様にご来院いただいています。


医療機関との連携も大切にしています

肩甲骨まわりの痛みの中には、筋肉や姿勢だけではなく、整形外科での診断や画像検査が必要となるケースもあります。

例えば、

  • 強い夜間痛がある
  • 腕や手にしびれがある
  • 筋力低下がみられる
  • 転倒や外傷後から痛みが続いている
  • 骨折や腱板損傷が疑われる

このような場合は、無理に施術を行わず、必要に応じて提携する整形外科など医療機関をご案内しています。

患者様にとって最適な選択ができるよう、医療機関と連携しながらサポートすることも、当院が大切にしている取り組みの一つです。

よくある質問

Q1. 肩甲骨剥がしは肩こりや背中の張りに効果がありますか?

肩甲骨まわりの筋肉が硬くなり、肩甲骨の動きが制限されている場合は、動きが改善することで肩や背中が軽く感じられることがあります。

ただし、肩こりや背中の張りの原因は人それぞれです。胸椎や骨盤、股関節など全身のバランスが影響していることも多いため、肩甲骨だけを施術するのではなく、原因を評価したうえで適切なアプローチを行うことが大切です。


Q2. 肩甲骨剥がしは痛い施術ですか?

「肩甲骨剥がし=痛い」というイメージを持たれる方もいますが、必ずしも痛みを伴う施術ではありません。

当院では、お身体の状態に合わせて刺激量を調整し、無理に肩甲骨を引っ張ったり、強い力で押し込んだりする施術は行っていません。

痛みを我慢するほど強い刺激が、必ずしも良い結果につながるとは限らないため、安全性を第一に施術を行っています。


Q3. 肩甲骨剥がしだけ受けることはできますか?

施術内容は患者様のご希望も伺いますが、まずは現在のお身体の状態を評価することをおすすめしています。

肩甲骨まわりの不調は、胸椎や骨盤、股関節、体幹機能などが関係していることも多いため、評価結果をもとに必要な施術をご提案しています。


Q4. デスクワークで肩甲骨が硬くならないようにするには?

長時間同じ姿勢が続く場合は、1時間に1回を目安に姿勢を変えたり、胸を開くストレッチや肩甲骨を軽く動かしたりすることがおすすめです。

また、椅子に深く腰掛けて骨盤を立てることや、モニターの高さを調整して頭が前に出すぎない環境を整えることも、肩甲骨への負担軽減につながります。


Q5. 整形外科と整骨院はどう使い分ければいいですか?

転倒や交通事故による外傷、強い夜間痛、手や腕のしびれ、筋力低下などがある場合は、まず整形外科で画像検査や診断を受けることが大切です。

一方で、姿勢や身体の使い方、筋肉や関節の機能改善については、整骨院が得意とする分野です。

当院では必要に応じて医療機関とも連携しながら、患者様にとって最適な方法をご提案しています。

おすすめセルフケア

自宅でできる肩甲骨セルフケア

肩甲骨まわりの硬さは、肩だけでなく胸椎や姿勢の影響を受けることが少なくありません。次の3つのセルフケアを毎日1〜2分続けることで、肩甲骨が動きやすい状態を維持しやすくなります。

① 胸を開くストレッチ

デスクワークやスマートフォンの使用で縮こまりやすい胸の筋肉(大胸筋・小胸筋)を伸ばします。

やり方

  • ドア枠や壁に前腕を当てる

  • 胸をゆっくり前へ開く

  • 痛みのない範囲で20〜30秒キープ

  • 左右2〜3回ずつ行います

胸の前が柔らかくなることで、巻き肩の改善や肩甲骨の動きやすさにつながります。

② 胸椎を伸ばすエクササイズ

肩甲骨の動きに大きく関わる胸椎の可動性を高めます。

やり方

  • 椅子に浅く座る

  • 両手を頭の後ろで組む

  • 背もたれに背中を当てながら、胸を天井へ向けるように上体を反らします

  • ゆっくり元へ戻し、10回ほど繰り返します

反りすぎず、胸が気持ちよく伸びる程度で行いましょう。

③ 肩甲骨寄せ運動

肩甲骨を動かす筋肉を意識しながら、正しい動きを身につけます。

やり方

  • 背筋を軽く伸ばして座る

  • 両肩をすくめず、肩甲骨を背中の中央へ寄せるように動かす

  • 5秒キープしてゆっくり戻す

  • 10回を目安に繰り返します

肩ではなく肩甲骨が動いていることを意識すると、より効果的です。

※セルフケアを行う際の注意点

セルフケアは「痛いほど効く」ものではありません。痛みやしびれが強くなる場合は無理に続けず、一度中止してください。また、夜間痛や腕のしびれ、力が入りにくい症状がある場合は、自己判断せず医療機関や専門家へ相談することをおすすめします。


南九州市・枕崎市・指宿市・南さつま市で肩甲骨まわりの不調にお悩みの方へ

南九州市のアーク鍼灸整骨院では、肩甲骨まわりの違和感や肩こり、背中の張りに対し、局所だけを見るのではなく、身体全体の動きや姿勢を評価したうえで施術を行っています。

当院の特徴

  • 国家資格(柔道整復師・鍼灸師)を持つスタッフが対応
  • AI姿勢分析と徒手検査による総合的な評価
  • 骨格×深層筋調整・鍼灸・運動療法を組み合わせた施術
  • ご自宅でできるセルフケアまでサポート
  • 南九州市だけでなく、指宿市・枕崎市・南さつま市など南薩エリアからも多数来院

「肩甲骨が硬いと言われた」「マッサージではすぐ元に戻ってしまう」「肩や背中の張りを根本から改善したい」とお考えの方は、お気軽にご相談ください。

患者様一人ひとりのお身体の状態に合わせた施術プランをご提案し、快適な毎日を送れるようサポートいたします。


参考文献・引用

  • 厚生労働省「職場における腰痛予防対策指針」
  • 公益社団法人 日本整形外科学会「肩関節疾患に関する情報」
  • National Academy of Sports Medicine(NASM)”Essentials of Corrective Exercise Training”
  • Cook G, Boyle M. Joint by Joint Approach to Training and Rehabilitation(概念的フレームワークとして広く引用)
  • 日本整形外科学会
  • 厚生労働省

関連ページ

・姿勢改善(猫背・反り腰)|アーク式姿勢改善整体

・肩こり|アーク鍼灸整骨院「アーク式肩こり専門整体」

【症例報告26】肩を上げると痛い…インピンジメント症候群が疑われた指宿市・50代女性の改善例

2026年08月3日

【この記事を3行でまとめると】

・肩を上げると激痛が走り、夜も眠れなかった50代女性が来院。

・原因は肩だけでなく、胸椎や肩甲骨の動きの低下による運動連鎖の乱れが関係していると考えられました。

・骨格調整・運動療法・ピラティスにより8回で農作業へ復帰されました。

患者様情報

  • 年齢・性別:50代・女性

  • 居住地:鹿児島県指宿市(南九州市、枕崎市、南さつま市からも来院多数)

  • 職業/生活背景:農業(収穫物の箱詰め、高所にある作物の摘み取り、中腰での連続作業など)

  • 症状の経過・発症時期:約3ヶ月前から右腕を外側から持ち上げる際に肩奥の引っかかり感と強い痛みが出現。徐々に夜間の寝返りでも痛み(夜間痛)を感じるようになり、作業と睡眠に支障をきたしていた。

  • ご利用制度/通院頻度:自費施術(姿勢・運動機能改善コース)/週1〜2回ペース

ご来院のきっかけ

指宿市で農業に従事されているこちらの患者様は、「コンテナを持ち上げたり、頭上の作物を収穫しようと腕を上方に伸ばすと、右肩の奥に鋭い痛みが走る」とお困りでした。

「収穫の繁忙期に仕事を休むわけにはいかないのに、夜も痛みで目が覚めてしまい疲れが取れない…」と、強い不安を抱えてご来院くださいました。

症状の概要

肩関節(肩甲上腕関節)は人体の関節の中で最も可動域が広い反面、構造的に不安定な側面を持ちます。腕を上方に挙上する際、肩峰(肩の骨の突出部)と腕の骨(上腕骨)の間で、腱板(棘上筋腱など)や肩峰下滑液包などの組織が物理的に挟み込まれることで生じる痛みや引っかかり感を「肩関節インピンジメント症候群」と呼びます。

特に農作業などの繰り返し動作や、長時間の前傾姿勢が続くと、肩関節局所だけでなく背中(胸椎)や肩甲骨の動きが制限され、肩への負担が著しく増大します。

検査結果と症状の推察・臨床的評価

当院では、痛みのある局所だけを見るのではなく、丁寧な問診と徒手検査、動作観察を通じて症状の背景にある要因を探ります。

1. 問診・視診からの推察

「外転挙上(腕を横から上げる動き)での引っかかり」「結髪・結帯動作の制限」「夜間痛」を聴取。長年の農作業による前傾姿勢(猫背)の定着が確認されたため、腱板疾患や頚椎由来の痛みを鑑別しつつ、胸椎・肩甲帯の運動学的な機能不全に伴うインピンジメント現象の可能性を推察しました。

2. 整形外科的テスト(スペシャルテスト)の実施

病態の推定と症状誘発の確認のため、以下の徒手検査を実施しました。

テスト 結果 何が考えられる?
ニーアテスト 腕を上げると痛み(+) 肩の腱が挟まれている可能性
ホーキンステスト 内側へひねると痛み(+) インピンジメントの可能性
フルキャンテスト 力が入りにくい・痛い 棘上筋の機能低下が疑われる

※これらのスペシャルテストは確定診断を下すものではなく、病態の推察や施術方針を組み立てるための補助的評価として活用しています。

3. Joint-by-Joint理論と運動連鎖(Kinetic Chain)の評価

Joint-by-Joint理論の視点から全身のアライメントと動作を評価した結果、本来モビリティ(可動性)を担うべき「胸椎」と「股関節」の可動域制限が観察されました。その影響で、本来スタビリティ(安定性)が求められる「肩甲骨(前鋸筋・下部僧帽筋の機能低下)」や「腰椎」に代償的な過剰負荷が集中。下半身から体幹、上半身へと力を伝える「Kinetic Chain(運動連鎖)」が不全を起こし、結果として肩関節への負荷を高めている状態と考えられました。

4.姿勢・アライメント評価

評価項目 状態・観察結果
柔軟性(tight/短縮筋) 大胸筋、小胸筋、広背筋、肩甲下筋の緊張過多
可動性(モビリティ低下) 胸椎の伸展・回旋制限、肩関節の内旋制限、股関節伸展制限
安定性(スタビリティ低下) 前鋸筋、下部僧帽筋、ローテーターカフ、体幹深層筋(コア)の出力低下
代償パターン(姿勢タイプ) 円背(猫背)+巻き肩、腕挙上時のシュラグ(肩すくみ)動作

これらの検査結果から、腱板断裂を疑うような著しい筋力低下は認めず、肩峰下でのインピンジメントが症状に関与している可能性が高いと推察しました。

アーク鍼灸整骨院の施術・アプローチ

アーク鍼灸整骨院では、国家資格者(柔道整復師・鍼灸師)や専門資格を持つスタッフが、AI姿勢分析による可視化(評価の補助ツールとして活用)と、手技・運動療法を組み合わせた「根本改善・再発予防・姿勢改善」を目指すプログラムを提供します。

手技療法(骨格×深層筋調整・筋膜リリース)

過緊張が生じている小胸筋や広背筋、肩周辺の筋膜・深層筋へ丁寧にアプローチ。後弯傾向にある胸椎や前傾した肩甲骨のアライメントを整え、関節がスムーズに動くためのスペース確保を目指します。

▶︎骨格×深層筋調整の詳細はこちら

運動療法・ピラティス指導

肩甲骨の正しい運動パターンを再教育し、体幹の安定性を高めるためピラティスエクササイズを導入しました。

  • 胸椎モビリティエクササイズ(キャット&カウ、スワン等):固まった背中の可動性を回復。

  • 前鋸筋・肩甲骨周囲の活性化(プッシュアップ・プラス等):肩甲骨の上方回旋をスムーズにし、挙上時の肩すくみ代償を抑制。

  • 腹横筋の活性化(ドローイン+呼吸法):体幹軸を安定させ、運動連鎖の基盤を構築。

生活・姿勢指導

農作業時の身体の使い方(腕だけで荷物を持ち上げず、股関節を折り曲げて体幹を使うヒップヒンジの指導)や、作業の合間にできる「肩甲骨・胸筋のセルフストレッチ」を指導しました。

改善の経過

※効果や経過には個人差があり、特定の効能・効果を保証するものではありません。

改善の経過

通院 身体の変化
初回 AI姿勢分析と動的評価を実施。施術後は腕を上げた際の引っかかり感が減少し、可動域の改善を確認。
3回目 夜間痛が和らぎ、「以前より眠れるようになった」と実感。肩をすくめる代償動作も軽減。
6回目 農作業中の痛みが大幅に軽減。箱詰めや高所での作業も落ち着いて行えるようになる。
8回目 腕を最後まで上げても痛みはなく、胸椎・肩甲骨の動きも安定。再発予防のメンテナンス期へ移行。

患者様の声

「腕を上げるたびに肩の奥が痛み、大好きな畑仕事を続けられるか不安でした。アーク鍼灸整骨院さんで『肩だけでなく背中の硬さや身体の使い方の癖が関係している』と分かりやすく説明してもらい安心できました。ピラティスを取り入れた運動を続けていくうちに痛みが楽になり、今では元気に農作業ができています!」

担当者からのコメント

今回の症例では、長年の農作業姿勢による胸椎の可動性低下が引き金となり、代償的に肩関節へ過剰な負担が集中していたことが主な要因と考えられました。

当院では「Joint-by-Joint理論」に基づき、局所のケアに留まらず、全身の運動連鎖を整えるアプローチを重視しています。痛みの再発を防ぎ、安心して日常生活や仕事に打ち込めるお身体づくりをサポートいたします。

よくある質問 Q&A

Q1. インピンジメント症候群のような肩の痛みの通院期間や頻度の目安は?

A. 初期段階では週1〜2回のペースで通院いただき、多くの方は1〜2ヶ月(6〜8回前後)を目安に症状の軽減を実感されます。

状態が落ち着いた後は、良好な姿勢や運動機能を維持するために月1〜2回のメンテナンスをおすすめしています。

Q2. 施術やピラティス運動療法を受ける際、どのような服装で行けば良いですか?

A. 動きやすい服装(ジャージやストレッチ性のあるパンツなど)でお越しください。

当院では手技療法だけでなく身体を動かすエクササイズも行うため、お着替えをお持ちいただくことも可能です。

Q3. 夏のエアコン冷えや冬の寒さで肩の痛みが強くなることはありますか?

A. はい、気温の変化や冷えによって血行が滞ると、筋肉の緊張が強まり肩の痛みが増悪しやすくなります。

季節に応じた保温ケアや、日常生活でできるストレッチ指導も合わせて実施しています。

Q4. 保険適用になりますか?また予約は必要ですか?

A. 急性の怪我(打撲・捻挫など明確な負傷原因のあるもの)には健康保険が適用可能です。

慢性的な肩こりや姿勢改善プログラムは自費診療となります。当院は待ち時間を最小限にするため予約優先制を採用しております。

Q5.夜間痛がある場合は整形外科を受診した方がいいですか?

A.夜間痛はインピンジメント症候群だけでなく、腱板断裂や石灰沈着性腱炎などでもみられます。

痛みが強い場合や外傷後に腕が上がらない場合は、医療機関で画像検査を受けることも重要です。当院では必要に応じて整形外科受診をおすすめしています。

まとめ

アーク鍼灸整骨院では、単に痛む箇所を揉みほぐすだけでなく、AI姿勢分析や運動連鎖(Kinetic Chain)の視点からお身体全体のバランスを評価し、根本改善と再発予防を目指しています。

南九州市・枕崎市・指宿市・南さつま市で「指宿市 肩こり改善」や姿勢の乱れ、腰痛・肩痛でお悩みの方は、ぜひ一度当院へお気軽にご相談ください。肩の痛み、四十肩、五十肩、インピンジメント、夜間痛、腕が上がらない等、肩のお悩みなら当院にご相談ください。

参考文献・引用元

  • 厚生労働省:「運動器疾患に関する情報」

  • 日本整形外科学会:「肩関節インピンジメント症候群」

【鍼灸症例⑧】 股関節痛にお悩みの患者様への鍼灸症例|南さつま市50代男性|南九州市のアーク鍼灸整骨院

2026年07月20日

歩き始めや立ち上がる時、車の乗り降り、靴下を履く動作などで股関節に痛みを感じていませんか?

股関節痛は、加齢だけでなく、長時間の同じ姿勢や身体のバランスの崩れ、筋肉の硬さなどが原因となって起こることも少なくありません。

南九州市のアーク鍼灸整骨院で、長距離運転による右股関節痛が改善した50代男性の鍼灸症例をご紹介します。骨盤のバランス調整と鍼灸施術により、日常生活や仕事中の痛みが軽減した症例です。

 

【患者様情報】

年齢・性別:50代・男性

居住地:南さつま市

職業・生活背景

長距離トラック運転手として勤務。

毎日長時間座った姿勢で運転することが多く、トラックの乗り降りを何度も繰り返す生活を送っている。

以前から右股関節に違和感があったが、徐々に

・トラックから降りる時に右股関節が痛む

・歩き始めに痛みがある

・靴下を履く時に股関節が痛い

といった症状が強くなり来院された。


【来院時の状況】

■症状の発症時期・経過

数か月前から右股関節に違和感を感じ始め、長距離運転後にトラックから降りる際の痛みが徐々に強くなっていた。

最近では、靴下を履くために股関節を曲げる動作でも痛みが出現し、日常生活にも支障を感じるようになっていた。

特に運転後の最初の一歩や、右足に体重を乗せた瞬間に痛みが強くなる状態であった。


■他院での診断・治療

湿布や痛み止めを使用して様子をみていたが、大きな改善はみられなかった。


【検査所見・症状の特徴】

当院で評価を行ったところ、次のような特徴がみられた。

■身体的特徴

・立位で身体が右側へ傾いている

・右骨盤のアライメント不良

・右側腹部の筋緊張

・右殿筋の機能低下

・右股関節の可動域低下

■動作時の特徴

・トラックから降りる際に右股関節痛が出現

・靴下を履く動作で股関節前面に痛み

・長時間座った後に痛みが強くなる

これらの所見から、

「長時間の座位による股関節周囲の硬さ」と「右重心による骨盤のバランス不良」が股関節へ繰り返し負担をかけていることが主な原因と考えられた。

特に、長距離運転で硬くなった状態のまま、右足へ体重をかけてトラックから降りる動作を繰り返すことで、股関節への負担が蓄積していたと考えられる。


【アーク鍼灸整骨院での施術内容】

骨盤矯正

まずは右へ偏っていた身体のバランスを整えるため、骨盤の調整を実施。

骨盤の位置を整えることで股関節へかかる負担を軽減し、正しい重心で立てる状態を目指した。


鍼治療(殿筋パルス療法)

股関節を安定させる役割を持つ殿筋へ鍼を行い、低周波(パルス)を用いて筋肉の機能改善を図った。

主に・中殿筋・大殿筋・深層外旋六筋へアプローチし、・筋緊張の改善・血流促進・股関節の安定性向上を目的に施術を行った。

施術後には「立った時のバランスが違う」「歩きやすい」と変化を実感された。

 


手技療法 (筋膜リリース+姿勢調整)

・股関節周囲の筋膜リリース

・右側腹部の緊張緩和

・股関節の可動域改善

・骨盤周囲の柔軟性向上

を目的に施術を実施。さらに、自宅でも続けられる股関節のストレッチや、トラックから降りる際の体重のかけ方についても指導を行った。

▶︎当院オリジナルのアーク式「骨格×深層筋調整+鍼灸」の詳細はこちら


【経過と改善】

回数 変化・改善点
1回目 立った時のバランスが改善し、歩行時の痛みが軽減
3回目 トラックから降りる時の痛みが半分程度まで改善
5回目 靴下を履く時の痛みがほとんど気にならなくなる
8回目 長距離運転後も痛みが出にくくなり、仕事への不安が大きく軽減

【患者様の声】

「長距離運転の後は毎回股関節が痛くなり、トラックから降りるのが苦痛でした。今では痛みを気にせず仕事ができる日が増え、靴下を履くのも楽になりました。」


【担当者】鍼灸師 秋田海斗

スタッフ 秋田 海斗

長時間の運転による股関節痛は、単に股関節だけが悪いのではなく、骨盤のバランスや重心の偏り、殿筋の機能低下が関係していることが少なくありません。

今回の患者様も、骨盤のゆがみを整え、殿筋へ鍼通電療法(パルス)を行うことで、股関節にかかる負担が軽減し、日常生活や仕事中の痛みが改善しました。

股関節痛は我慢していると可動域の低下や歩き方のクセにつながることがあります。

「歩き始めが痛い」「車の乗り降りがつらい」「靴下を履く時に股関節が痛む」といった症状でお悩みの方は、お早めにご相談ください。

 


南九州市在住の65歳以上の方へ|鍼灸補助券がご利用いただけます!

アーク鍼灸整骨院では、南九州市が発行する鍼灸補助券をご利用いただけます。これは、市の指定を受けた鍼灸院で、南九州市在住の65歳以上の方を対象に、健康維持や痛みの緩和を目的としたサポート制度です。

川辺・頴娃・知覧にお住まいの65歳以上の方が対象となります。

長寿介護課高齢者福祉係・頴娃支所福祉係・知覧支所福祉係のいずれかで、身分証明書(健康保険証・運転免許証など)をご持参のうえ申請できます。

南九州市の鍼灸補助券ご利用いただけます | アーク鍼灸整骨院|南九州市・指宿市・枕崎市で整体・交通事故治療

 

【症例報告25】腰椎椎間板ヘルニア手術後8年で再発した腰痛・足のしびれの改善例|南さつま市50代女性|アーク鍼灸整骨院

2026年07月10日

【この記事を3行でまとめると】

・8年前に腰椎椎間板ヘルニアの手術歴がある50代女性が、別部位で再発した腰痛と足のしびれで来院されました。

・股関節や胸椎の硬さ、体幹機能の低下により腰へ負担が集中していたため、姿勢・動作改善を含めた根本的なアプローチを実施しました。

・ハイボルト療法、骨格調整、ピラティス、EMSを組み合わせることで症状が改善し、飲食店のホール業務へ元気に復帰されました。

腰椎椎間板ヘルニアは、腰痛や足のしびれを引き起こす代表的な疾患です。一度手術を受けて症状が改善しても、身体の使い方や姿勢の問題が残っていると別の部位で再発することがあります。

今回は、腰椎椎間板ヘルニア手術後8年で再発した腰痛と足のしびれが改善した、南さつま市在住50代女性の症例をご紹介します。

「また手術になるのでは…」そんな不安を抱えて来院されました

今回ご紹介するのは、南さつま市在住の50代女性の症例です。

患者様は8年前に腰椎椎間板ヘルニアの手術を受け、その後は大きな問題なく生活されていました。しかし数ヶ月前から再び腰痛が出現し、お尻から足先にかけてのしびれも感じるようになりました。

整形外科を受診したところ、以前とは別の部位で腰椎椎間板ヘルニアが発生していることが判明。飲食店のホールスタッフとして働かれていたため、

・長時間の立ち仕事
・お盆や料理の持ち運び
・中腰での接客や片付け

といった動作が大きな負担となり、「また手術が必要になるのではないか」「大好きな仕事を続けられなくなるのではないか」という強い不安を抱えて当院へ来院されました。

【患者様情報】

・年齢:50代

・性別:女性

・お住まい:南さつま市

・職業:飲食店ホールスタッフ

・通院期間 約3ヶ月(計12回)

腰椎椎間板ヘルニア再発の原因となった身体機能の問題

腰椎椎間板ヘルニアは、椎間板が突出して神経を圧迫し、腰痛や足のしびれを引き起こす疾患です。手術によって症状が改善しても、姿勢や身体の使い方に問題が残っていると、再び腰へ負担が集中し再発することがあります。

今回の患者様も、長年の立ち仕事や中腰動作によって腰に負担が蓄積していました。

当院で姿勢分析と動作評価を行ったところ、

  • 股関節の可動域低下
  • 胸椎(背中)の硬さ
  • 体幹インナーマッスルの機能低下
  • 臀筋群の筋力低下

がみられました。

本来、股関節や胸椎が十分に動けば腰への負担は分散されます。しかし、これらの機能が低下すると腰椎が代償的に過剰に動き、負担が集中しやすくなります。

患者様も腰だけが原因ではなく、全身の機能低下によって腰に負担が集中している状態でした。そのため当院では、痛みのある腰だけでなく、身体全体の動きの改善にも取り組みました。

【姿勢・アライメント評価】

姿勢分析と動作評価を行ったところ、腰だけでなく全身の機能低下が確認されました。

特に、

  • 股関節周囲の筋肉の硬さ
  • 胸椎(背中)の動きの低下
  • 体幹インナーマッスルの機能低下
  • お尻の筋肉(臀筋群)の筋力低下

が目立っていました。

また、姿勢は骨盤が後ろに傾き、お腹を前へ突き出すスウェーバック姿勢となっており、長時間の立ち仕事で腰に負担が集中しやすい状態でした。

本来は股関節や胸椎が十分に動くことで腰への負担は分散されます。しかし患者様の場合、それらの機能が低下していたため、腰椎が過剰に働かなければならず、結果として腰痛や足のしびれの再発につながったと考えられました。

腰椎椎間板ヘルニアによる腰痛・しびれへの施術内容

当院では、

①痛みを抑える
↓
②動きを改善する
↓
③再発しにくい身体をつくる

という流れで施術を進めました。

【初期】炎症と痛みの軽減

まずはハイボルテージ療法と骨格×深層筋調整を中心に行いました。

神経の興奮状態を抑えながら、腰部や臀部周囲の筋緊張を緩和し、腰痛としびれの軽減を図りました。

▶︎ハイボルト施術の詳細はこちら

▶︎骨格×深層筋調整の詳細はこちら

【中期】姿勢改善と可動域の向上

骨盤や脊柱のアライメントを整えながら、硬くなっていた股関節や胸椎の可動性改善を実施。

筋膜リリースやモビリティエクササイズを組み合わせることで、腰への負担を分散できる身体づくりを進めました。

【後期】再発予防

痛みが軽減した後は、ピラティスとEMSを活用しながら体幹機能の向上に取り組みました。

腹横筋や多裂筋などのインナーマッスルを活性化し、腰椎を支える機能を高めることで再発予防を目指しました。

また、飲食店での業務に合わせ、

・お盆を持つ際の姿勢
・中腰動作の修正
・股関節を使った身体の使い方
・自宅でできるセルフケア

なども指導しました。

改善の経過(時系列)

回数 身体変化 患者様の体感
初回 ハイボルトによりお尻から太ももへの鋭いしびれが和らぎ、腰の軽さを実感。 「帰りの車を運転するとき、足のピリピリ感が少し軽くなっています」
3回目 股関節の可動域が拡大。中腰姿勢になっても腰の引っかかりが減少。 「お店のピーク時に、お皿を下げる時の一瞬の痛みが怖くなくなりました」
6回目 胸椎の可動性が向上し、立ち仕事中のスウェーバック姿勢が改善傾向へ。 「しびれを感じる頻度が最初の半分以下になり、仕事後の疲労感が違います」
12回目 ピラティスでのコアコントロールが定着。可動性と安定性の両立を確認。 「腰の痛みもしびれもほぼ気にならなくなり、お店の第一線で元気に笑顔で働けています!」

患者様の声

「8年前に手術をしたので、また別の場所がヘルニアになったと聞いた時は本当に絶望しました。『大好きなホールの仕事を辞めなきゃいけないの?』と不安で堪りませんでしたが、アーク鍼灸整骨院の先生は私の話をじっくり聞いてくださり、AIの姿勢分析を見せながら『なぜ再発したのか』を分かりやすく説明してくれました。

腰だけを揉むのではなく、股関節を柔らかくして、ピラティスで体幹を鍛えるという治療は初めてでしたが、回を重ねるごとに身体がしっかり支えられるのが分かりました。今では仕事の不安もなく、元気に働けています。本当にありがとうございました!」

担当者からのコメント

今回の患者様は「過去にヘルニア手術歴があり、別部位で再発」という、非常に不安の強いケースでした。一度手術をしても再発してしまう(一般にヘルニアの再発率は約5〜15%程度とされています)のは、患部を切除しても「腰椎に負担をかけ続けていた股関節と胸椎の硬さ(モビリティ低下)」という機能的な課題が残っていることが背景にあります。さらに、サービス業における長時間の立ち仕事や中腰動作がその負担に拍車をかけていました。

当院では大腿四頭筋や腸腰筋などのアンバランスが見られたため、骨盤矯正を重点的に行いました。産後の骨盤矯正や一般の姿勢改善でも共通しますが、骨盤は位置を整えるだけでなく、機能的に安定させることが重要です。当院ではジョイントバイジョイント理論の視点に基づき、全身の動きの連動性を整えるため、可動性を出した後にピラティスとEMSで腰椎を機能的に安定させるアプローチを行いました。お困りの方は我慢せず、当院へご相談ください。

Q&A

Q1. 夏場のエアコン冷えで腰痛やヘルニアのしびれが悪化することはありますか?

A1. はい、冷えによって痛みを強く感じやすくなることがあります。 エアコンの冷気で身体が冷えると、血管が収縮して局部的な血流が低下し、筋肉が硬化しやすくなります。もともと股関節や胸椎の柔軟性が低い方は、冷えによってさらに動きが悪くなり、腰椎への代償的な負担が増して痛みや神経の過敏性を引き起こす一因となります。当院ではハイボルテージや深層筋調整で血流を促し、冷えに強い身体作りをサポートします。

Q2. 以前病院でヘルニア手術をしていますが、整骨院で骨盤矯正やピラティスを受けても大丈夫ですか?

A2. はい、骨専門の国家資格者が安全を考慮して施術を行いますので問題ありません。 当院の骨格調整はバキバキしないソフトな施術ですので、手術歴がある方でも安心して受けていただけます。また、ピラティスはもともとリハビリ発祥の運動療法であるため、手術後に低下してしまったインナーマッスルの機能を安全に引き出し、腰椎を保護する力を高めるのに適しています。

Q3. 整骨院での治療は保険が適用できますか?

A3. 骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷(肉離れ)など、明らかな負傷原因のある急性・亜急性の外傷には健康保険が適用できます。 一方で、長年の不良姿勢による慢性的な腰痛や肩こり、再発予防のための骨盤矯正、ピラティスなどは自費診療(一部保険併用可)となります。初診時に詳しくお話を伺い、最適なプランをご提案いたします。

Q4. 飲食店のシフトの合間に通いたいのですが、待ち時間はどのくらいありますか?

A4. 当院は「予約優先制」を導入しております。 事事前にLINEやお電話でご予約いただくことで、待ち時間を最小限に抑え、スムーズに施術を受けていただけます。お忙しいお仕事の合間や、家事の合間でもスケジュールを立てやすく、通院しやすい環境を整えています。

Q5. どのような服装で受診すればよいですか?また着替えはありますか?

A5. 動きやすい服装(ジャージやスウェット、Tシャツなど)でお越しください。 当院では、骨盤の動きや股関節の柔軟性を細かくチェックしたり、ピラティスなどの軽い運動療法を行ったりするため、伸縮性のあるズボンが最適です。お仕事帰りの方のために、院内でお着替え(施術着)を無料でご用意しておりますので、手ぶらでお越しいただいても大丈夫です。

 

まとめ|腰椎椎間板ヘルニア再発による腰痛・足のしびれでお悩みの方へ

今回ご紹介した患者様は、8年前に腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けた後、別部位で再発した腰痛と足のしびれに悩まれていました。

当院では腰だけでなく、股関節・胸椎・体幹機能まで評価し、ハイボルト療法・骨格調整・ピラティス・EMSを組み合わせることで症状改善と再発予防に取り組みました。

腰椎椎間板ヘルニアは、痛みやしびれが出ている部分だけでなく、全身の動きや姿勢のバランスを評価することが重要です。

南九州市・南さつま市・枕崎市・指宿市周辺で、

・腰椎椎間板ヘルニアが再発した
・手術後も腰痛や足のしびれが続いている
・できるだけ手術を避けたい
・根本的な改善を目指したい

という方は、お気軽にアーク鍼灸整骨院へご相談ください。

参考文献・引用元

 

【鹿児島県南薩エリア】小・中・高校生で急増するスポーツ障害|成長期の身体の変化とは?|南九州市アーク鍼灸整骨院

2026年07月1日

【この記事をまとめると】

・成長期は「骨だけが先に伸びる成長スパート(PHV)」や男女による身体の変化によって、スポーツ障害が起こりやすい時期です。

・オスグッド病やシーバー病などの多くは、使いすぎだけでなく、股関節や足関節の柔軟性低下、身体の連動性(運動連鎖)の乱れが関係しています。

・アーク鍼灸整骨院では、AI姿勢分析を可視化ツールとして活用しながら、柔道整復師・鍼灸師・理学療法士・アスレティックトレーナー・ピラティスインストラクターが連携し、お子様一人ひとりの成長段階に合わせた施術・運動療法・再発予防を行っています。


1.成長期のスポーツ障害は「成長痛だから仕方ない」ではありません

子どもが一生懸命スポーツに取り組む姿は、ご家族にとって何より嬉しいものです。

しかし、小学校高学年から中学生、高校生へと成長するにつれて、

「膝の下が痛い」
「かかとが痛くて走れない」
「股関節が詰まる」
「腰が痛くて反れない」

といった症状を訴えるジュニアアスリートは決して少なくありません。

当院がある南九州市をはじめ、枕崎市・指宿市・南さつま市でも、野球・サッカー・バレーボール・バスケットボール・陸上・テニスなど様々な競技のお子様が来院されています。

「成長痛だから様子を見ましょう」と言われることもありますが、実際には成長だけが原因ではありません。

成長期には

  • 骨が急激に伸びる

  • 筋肉の柔軟性が低下する

  • 神経系の発達が追いつかない

  • 男女で身体の変化が大きく異なる

など、多くの変化が同時に起こります。

さらに競技レベルが上がることで練習量も増え、身体への負担が急激に高まります。当院では単に痛い場所だけを見るのではなく、「今どの成長段階なのか」まで考慮して評価・施術を行っています。


2.成長期のスポーツ障害が増える理由|PHV(成長スパート)とは?

近年のスポーツ医学では、PHV(Peak Height Velocity)という考え方が重要視されています。PHVとは年間で最も身長が伸びる時期(成長スパート)のことです。

この時期は

  • 骨だけが急速に伸びる

  • 筋肉・腱が追いつかない

  • 柔軟性が低下する

  • バランス能力が一時的に低下する

という特徴があります。

例えば、同じ中学2年生でも

  •  まだ成長前の子
  •  年間10cm近く身長が伸びている子

では身体への負担は全く異なります。

つまり、「年齢」だけではなく、「どの成長段階にいるか」を把握することが非常に重要です。当院では問診時に身長の伸び方や競技量も確認し、成長スパートとの関係を踏まえながら評価しています。

 


3.【年齢別】身体の変化と発生しやすいスポーツ障害

 

小学生(8〜12歳)

神経系が大きく発達する一方、

骨端軟骨はまだ柔らかく、骨の付着部に負担が集中しやすい時期です。

【多い疾患】

・シーバー病

・股関節障害

・有痛性外脛骨

・野球肘


中学生(13〜15歳)

成長スパートを迎え、骨の伸びに筋肉が追いつかず柔軟性が低下します。

部活動の練習量も急激に増えるため、スポーツ障害が最も多い年代です。

【代表的な疾患】

・オスグッド病

・有痛性外脛骨

・ジャンパー膝

・腰椎分離症


高校生(16〜18歳)

骨の成長はほぼ終了し、今度は筋肉・腱・靭帯・疲労骨折など軟部組織の障害が増えてきます。

【代表的な疾患】

・シンスプリント

・疲労骨折

・腰椎分離症

・グロインペイン症候群

・腸脛靭帯炎


4.男子・女子で異なる成長期のスポーツ障害リスク

男子

男子は個人差はありますが、小学高学年〜高校生の時期に第二次成長期を迎えます。

この時期には、

  • 身長の急激な伸び
  • 骨の急速な成長
  • 骨と筋肉・腱の成長速度のアンバランス
  • 一時的な柔軟性や身体バランスの低下

など、身体に大きな変化が起こります。

特に骨の成長に筋肉や腱の伸びが追いつかないことで筋肉のタイトネス(柔軟性の低下)が生じやすく、骨の成長部へ繰り返し負担がかかります。その結果、オスグッド病やシーバー病などの骨端症をはじめ、肉離れや疲労骨折などのスポーツ障害が起こりやすくなります。

そのため男子アスリートでは、筋力強化だけでなく、柔軟性の維持・向上や成長段階に合わせた運動量の調整、正しい身体の使い方を身につけることが、スポーツ障害の予防に重要です。

女子

女子は男子より比較的早く、第二次成長期を迎えます。

この時期は

  • 身体組成の変化

  • 体脂肪率の上昇

  • 骨盤の拡大

  • 筋力とのバランス変化

  •  体重や重心の変化

など、身体が大きく変化します。

さらに、女性ホルモンの影響によって靭帯や関節が柔らかくなりやすく、股関節や体幹の筋機能、神経筋コントロール(Neuromuscular Control)の変化も重なることで、ジャンプの着地や方向転換時に膝が内側へ入る「ニーイン(Knee-in)」が起こりやすくなります。

また、月経周期に伴うホルモンバランスの変化は、貧血などによるコンディション不良やパフォーマンスにも影響を与え、疲労の蓄積やケガのリスクにつながることもあります。

そのため女子アスリートでは、筋力強化だけでなく、体幹・股関節の安定性向上や着地動作の改善、さらに月経を含めた、食事管理・コンディショニングを行うことが、スポーツ障害の予防に重要です。


5.アーク鍼灸整骨院だからできるスポーツ障害へのアプローチ

アーク鍼灸整骨院では、ジュニアアスリートの痛みやスポーツ障害に対し、一時的な痛みの緩和にとどまらず、「痛みの軽減(Phase 1) → 機能改善(Phase 2) → 再発予防(Phase 3)」という3段階の軸に沿って、お一人おひとりの状態に合わせた施術を提供しています。

▶︎アーク式スポーツ専門施術の詳細はこちら

1. 痛みの軽減(Phase 1)

痛みが強く、日々の練習や日常生活に支障をきたしている初期段階では、局所の状態に合わせて負担を減らすアプローチを行います。

  • ハイボルテージ(高周波)治療・超音波治療: 先進の物理療法機器を用い、深部組織への刺激やミクロマッサージ効果によって、局所の炎症や強い痛みの緩和をサポートします。

  • 鍼灸治療: 筋肉の緊張が非常に強い箇所や、痛みの過敏状態に対してアプローチし、血行を促進して身体が本来持つ回復力を高めます。

2. 機能改善(Phase 2)

痛みが落ち着き始めたら、その背景にある「骨格のアライメント(配列)の乱れ」や「関節の機能不全」に着目します。

  • 骨格×深層筋調整 & 骨盤矯正: 骨盤や骨格のバランスを整え、硬くなっている深層の筋肉を緩めることで、股関節や胸椎などの可動性を引き出し、膝や踵にかかる過度なストレスの軽減を目指します。

  • テーピング: 関節の過度なブレを抑えたり、筋肉の動きをサポートしたりすることで、練習制限下での動きや競技復帰へのステップを助けます。

3. 再発予防・パフォーマンス向上(Phase 3)

変化していく身体に合わせて、正しい身体の使い方を再学習させていきます。

  • ピラティス(運動療法): 当院が特に大切にしているメニューです。体幹(インナーマッスル)の安定性を高め、四肢の関節がスムーズに連動して動くようにアプローチします。特に中高生期に体組成の変化からバランスを崩しがちな女子選手や、内股の癖がある選手に対して、関節を痛めにくい正しい動作パターン(モーターコントロール)の定着を促します。

  • フォームソティックスインソール: 足元のアーチ構造が崩れていると、運動連鎖によって膝や股関節に歪みが波及しやすくなります。足元を適切な位置でサポートするインソールを用いることで、走る・跳ぶ際の衝撃吸収を助け、シンスプリントや有痛性外脛骨、シーバー病などの負担軽減をサポートします。

アーク鍼灸整骨院の圧倒的な「強み」

  • 多職種プロフェッショナルによる多角的な視点:

    当院には、国家資格を持つ柔道整復師・鍼灸師が常駐しているだけでなく、リハビリの視点を持つ理学療法士、スポーツ現場のコンディショニングに精通したアスレティックトレーナー、身体のコントロールを導くピラティスインストラクター資格者が在籍しています。それぞれの専門知識を融合させ、お子様の身体を多角的に分析できる環境を整えています。

  • 徒手アプローチ×運動療法の総合施術:

    筋肉や骨格のバランスを整える「深層筋調整・骨格矯正」と、正しい動きを身につける「ピラティス(運動療法)」を組み合わせた施術を行います。単に「ほぐすだけ」「鍛えるだけ」ではない、変化の激しい成長期に合わせたトータルケアを提供します。

🏥 医療機関(整形外科)との高精度な連携

アーク鍼灸整骨院では、患者様の安全と健康を最優先に考えています。当院での徒手検査や問診において、医療機関での受診が必要であると判断した場合は、提携している信頼できる整形外科・医療機関と速やかに連携し、紹介状(診療情報提供書)を作成してスムーズに対診を行える体制を整えています。 医療の窓口として、専門医としっかりタッグを組んで対応いたしますので、どうぞ安心してご相談ください。

Q&A

Q1. 子どもの成長痛とスポーツ障害の違いは何ですか?

【結論】 一般的に「成長痛」は幼児期〜小学校低学年に多く、夜間に原因がはっきりしない痛みを訴え翌朝には消えているようなものを指し、「スポーツ障害」は運動による繰り返しの負荷で特定の部位(骨端部や腱など)が微小損傷している明確な病態を指します。

Q2. 中高生の女子選手が怪我をしやすい「バランスの変化」とはどういう意味ですか?

【結論】 女子は男子よりも成長のピークが早く訪れ、中高生の頃に女性ホルモンの影響で脂肪がつきやすくなります。体重が増える一方で筋力の増加が追いつかない時期があり、身体をコントロールするバランスが一時的に崩れやすくなることを意味します。

Q3. オスグッド病になったら、スポーツは完全に休まなければいけませんか?

【結論】 症状の程度(重症度)によりますが、必ずしも完全に長期休業する必要はありません。痛みの段階に応じた適切な負荷管理(ロードマネジメント)と、大腿四頭筋の柔軟性や股関節の可動域の改善を進めていきます。

Q4. 成長期の子どものために、家庭でできるストレッチやケアはありますか?

【結論】 あります。お風呂上がりに、太もめの前の筋肉(大腿四頭筋)や、ふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)のストレッチを、反動をつけずに毎日ゆっくり行うことが効果等的な対策となります。

Q5. 扁平足(へんぺいそく)の子どもは怪我のリスクが高まりやすいですか?

【結論】 足の土踏まず(アーチ構造)が潰れている扁平足では、着地時の衝撃を吸収するクッション機能が低下するため、スネや膝、股関節などの上部関節に負担が伝わりやすくなり、スポーツ障害のリスクを上げる一因となります。

 

まとめ&地域の方への来院案内

子どもの骨や筋肉がダイナミックに変化する成長期は、将来の競技生活や、生涯にわたってスポーツを楽しむための「土台」を作る極めて重要な時期です。特に、成長スピードの性差や、中高生期における女子の脂肪増加・身体バランスの変化といった「この年代特有の難しさ」を理解し、適切に身体をコントロールしていく能力(運動連鎖)を身につけることは、怪我なくスポーツを続けるための大きなポイントとなります。

長年、ジュニアの育成や身体作りに携わってきたプロフェッショナル集団として、お子様一人ひとりの成長段階や性差に合わせた最適なサポートをご提案します。「練習後にいつもどこかを痛がっている」「最近動きがぎこちない」など、些細な変化でも構いません。どうぞお気軽に当院にご相談ください。

📚 参考文献・引用元

  • 厚生労働省: 各種国家資格(柔道整復師・鍼灸師)における安全な施術指針

  • 日本整形外科学会(JOA): スポーツ医学・学校保健に関する各種疾患ガイドライン

  • 日本臨床スポーツ医学会: 青少年期のスポーツ障害とオーバーユースに関する見解

  • 公益財団法人 日本スポーツ協会(JSPO): 公認アスレティックトレーナーテキスト「成長期のスポーツ外傷・障害」「女子アスリートのコンディショニング」

  • Michael Boyle 著: 「Joint-by-Joint Theory」に基づくファンクショナルトレーニング理論

【症例報告24】南さつま市在住14歳バレーボール男子の有痛性分裂膝蓋骨の改善例|南九州市のアーク鍼灸整骨院

2026年06月25日

【この記事を3行でまとめると】
  • 症状: バレーボールのジャンプや着地でお皿が痛み、南九州市から来院された14歳男子の事例です。

  • 原因: 動的検査で体幹の不安定性と股関節の硬さが見られ、膝が内に入る不良動作(KITO)が負荷の一一因と推測されました。

  • 結果: 骨格調整とピラティスによるスポーツ整体を重ね、約2ヶ月(12回)でスムーズな部活復帰をサポートしました。

🧍‍♀️患者様情報

  • 年齢・性別: 14歳・男性(中学2年生)

  • 居住地: 鹿児島県南九州市

  • 職業/生活背景: 中学校のバレーボール部に所属(ポジション:アタッカー兼レシーバー)。週5日、レギュラーとしてハードな練習をこなす。

  • 症状の経過・発症時期: 約3ヶ月前からスパイクの踏み込みやジャンプの着地時に、右膝のお皿(膝蓋骨)の外側上方あたりに鋭い痛みが発生。整形外科で「有痛性分裂膝蓋骨(ゆうつうせいぶんれつしつがいこつ)」と診断され、湿布と安静を指示される。練習を休むと落ち着くが、部活を再開するとすぐに痛みが再発するため当院を受診。

  • ご利用制度/通院頻度: スポーツ整体(自費コンディショニング)/週1〜2回の頻度で合計12回通院。

▶︎当院のスポーツ専門施術の詳細はこちらから

ご来院のきっかけ

「大好きなバレーボールを思い切りやりたいのに、ジャンプや着地のたびにお皿の周りがズキズキ痛む。このままだと大事な大会に出られないかもしれない…」と、ご本人とお母様が非常に焦った様子でご来院されました。

病院で「骨が分かれている(分裂膝蓋骨)」と言われたことで、「もう以前のように跳べなくなるのではないか」という強い不安を抱えられていました。南九州市近郊で、スポーツの怪我や身体の使い方をトータルで診てくれる専門的な整体を探されていたところ、当院のホームページを見つけて足を運んでくださいました。

🔍検査結果と症状の特徴

① 有痛性分裂膝蓋骨の概要

分裂膝蓋骨とは、本来ならば成長期に1つに融合するはずの膝のお皿(膝蓋骨)の骨が、2つ以上に分かれたまま固まってしまう先天的(生まれつき)な状態です。人口の数%に見られ、特に外側上方に多く発生します。通常、分かれているだけでは痛みを伴いません(無痛性)。

しかし、バレーボールのジャンプやダッシュ、踏み込み動作など、膝の曲げ伸ばしが激しいスポーツにおいて、太ももの筋肉(大腿四頭筋)が骨の継ぎ目を繰り返し引っ張り続けることで局所に負担がかかり、炎症や痛み(有痛性)へと変わります。10代前半の成長期アスリートに多く見られる代表的なスポーツ障害の一つです。

② 原因:動作エラーから紐解くメカニカルストレス

アーク鍼灸整骨院では、痛む膝局所へのアプローチだけでなく、臨床仮説としてトレーニング業界などで広く支持されている「Joint-by-Joint理論(ジョイント・バイ・ジョイント理論)」や「運動連鎖(キネティックチェーン)」の視点を取り入れ、身体全体の連動性を評価しました。

動的検査の結果、今回のケースでは「体幹の不安定性」と「股関節の機能低下」が、膝の負担に関与している可能性が考えられました。

ジャンプや着地時に骨盤や体幹を支える深層筋(コア)がうまく機能せず、骨盤が後傾気味(後ろに傾く状態)になっていたため、本来スムーズに動くべき股関節の可動性(外に開く、捻るなどの力)が低下していました。これにより、動くたびに膝が内側に折れ曲がり、つま先が外を向く「Knee-in / Toe-out(KITO:ニーイン・トーアウト)」という不良動作パターンが生じやすくなっていたのです。

この連動性の崩れが、太ももの外側の筋肉(外側広筋や大腿筋膜張筋)の緊張を招き、分裂している膝蓋骨の破片を外上方へと引っ張る「外側牽引ストレス(メカカルストレス)」を増大させていた一つの要因と推測し、コンディショニングプランを組み立てました。

🦴姿勢・アライメント評価

柔道整復師の国家資格を持つ施術者が、「フレキシビリティー(柔軟性)」「モビリティー(可動性)」「スタビリティー(安定性)」の3つの視点から、動的アライメントとエラー動作を詳細に評価しました。

  • 柔軟性: 外側広筋、大腿筋膜張筋、腸脛靭帯、下腿三頭筋(ふくらはぎ)の緊張(タイトネス)

  • 可動性: 股関節の「伸展(後ろに伸ばす)」および「外旋(外に捻る)」可動域の制限

  • 安定性: 腹横筋などの体幹深層筋(コア)の弱化、お尻の筋肉(大臀筋・中臀筋)の出力低下

  • 代償パターン: Knee-in / Toe-out(KITO):スクワットやジャンプ着地時に、体幹の不安定性を補うように骨盤が後傾し、膝が内側に折れ曲がる代償的アライメント(骨格の並び)の傾向。

施術内容:アーク鍼灸整骨院のアプローチ

負担の軽減を目的とした局所へのアプローチに加え、再発の少ない身体作りを目指して「骨格×深層筋調整」と「運動療法(ピラティス)」を掛け合わせたスポーツ整体を行いました。施術はすべて、解剖学・運動力学を修めた国家資格者(柔道整復師など)やピラティス資格者が担当します。

手技療法(骨格×深層筋調整)

膝蓋骨の外側を引っ張るストレスを軽減させるため、外側広筋や大腿筋膜張筋に対して丁寧な深層筋調整(筋膜リリース)を施しました。突っ張りを和らげると同時に、機能が低下していた股関節や骨盤周辺のアライメントを整える調整を行い、関節がスムーズに動きやすい状態を目指します。

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運動療法・ピラティス指導

関節のバランスを整えた後は、体幹の安定性を高め、股関節をお尻から正しく機能させるためのピラティスエクササイズを導入しました。

  • ドローイン: 呼吸と連動させて腹横筋(お腹の深層筋)を活性化させ、着地衝撃に対して骨盤まわりを安定させる土台を作ります。

  • ヒップブリッジ(ブリッジ動作): お尻の大臀筋・中臀筋をピンポイントで刺激し、股関節を後ろに伸ばす・外に捻る筋出力を高めます。これにより、着地時に膝が内側にブレる(KITO)不良動作の抑制を図ります。

  • セルフケア指導: 部活の前後や自宅で実践できる、太もも外側のテニスボールを使った筋膜セルフストレッチを徹底して指導しました。

生活・姿勢指導(スポーツ動作指導)

バレーボールのスパイク時における「適切な着地動作」のフォーム指導を反復しました。骨盤をしっかり立て、膝だけで耐えるのではなく「股関節とお尻の筋肉」で衝撃を分散させる感覚を脳と筋肉に覚え込ませ、動作パターンの修正と再発予防へと繋げました。

改善の経過

⚠️ ご注意ください 改善のスピードや経過には個人差があります。当院では局所の負担を減らすテーピング保護やハイボルテージ(高電圧)などの物理療法も組み合わせながら、一人ひとりの状態に合わせて段階的に競技復帰へ導きます。

  • 初回(1回目): 骨格調整と深層筋調整により太もも外側の緊張が緩み、その場での軽い屈伸動作時の突っ張り感が緩和。

  • 3回目(2週間後): 日常生活(階段の上り下りや走る動作)での不快感はほぼ消失。部活では対人レシーブなどの軽いメニューに復帰。

  • 6回目(4週間後): スクワット動作時の「Knee-in / Toe-out(KITO)」のエラー動作が減少傾向。お尻の筋肉を使った着地を意識できるようになる。

  • 8回目(6週間後): スパイク練習(全力ジャンプ)を開始。連続して跳んでも、膝へのはっきりとした不調が出ない状態を維持。

  • 12回目(2ヶ月後): 全力プレイ時の痛みが解消。体幹の安定性と股関節機能の連動性が定着。部活へ完全復帰し、目標だった大会にスタメンでフル出場を果たす。

💬患者様の声

「最初は整形外科で『骨が分かれている』と言われて、もう大好きなバレーボールができないんじゃないかと本当にショックでした。でも、アーク鍼灸整骨院の先生が『痛いのは膝だけど、体幹やお尻の筋肉を上手に使うことが大切だよ』と教えてくれて、自分の身体のクセがよく分かりました。

整体だけじゃなくて、ピラティスの動きを教えてもらってから、ジャンプの着地がピタッと止まるようになって、ブレずに跳べるようになりました!痛みを気にせず、思い切りスパイクを打てた時は本当に嬉しかったです!」(14歳男子・南九州市在住)

🧑‍⚕️担当者からのコメント

今回の分裂膝蓋骨(有痛性)の事例は、スポーツ障害における「結果としての膝の不調」に対して、「体幹の不安定性や股関節の機能不全」という運動連鎖のエラーが深く関与していた可能性が考えられるケースでした。

成長期のアスリートに対して、痛む膝だけにアプローチするだけでは、競技復帰した瞬間に同じメカニカルストレス(機械的負荷)がかかって再発を招くことがあります。当院のスポーツ整体では、臨床仮説として支持されているジョイントバイジョイント理論の考え方をベースに、全身の動きの連動性を整えるアプローチを重視しています。不安定な体幹(スタビリティ低下)と動きの硬い股関節(モビリティ低下)を見極め、ピラティスなどの運動療法で動きのエラー(KITO)の修正を図りました。

成長期の骨が未完成な時期だからこそ、単なるお休みを促すだけでなく、「なぜそこに負荷がかかるのか」という理由に目を向けた動作指導が不可欠です。私たちは「練習を休みたくない」「大切な試合に間に合わせたい」という学生アスリートと保護者様の想いに寄り添い、サポートいたします。

Q&A

Q1. 分裂膝蓋骨(膝のお皿の痛み)と言われましたが、部活は完全に休まなければいけませんか?

状態によりますが、必ずしも完全に運動を中止する必要はありません。 痛みが激しい急性期や重症例では局所の安静が必要ですが、現代のスポーツ医療では痛みをコントロールしながら活動を継続させるアプローチも一般的です。多くの場合、体幹の弱さや股関節の硬さなど膝以外に要因があるため、当院では膝に負担をかけない身体の使い方(ピラティス)を並行して行い、できるメニューを消化しながら早期の完全復帰を目指します。

Q2. 夏場や汗をかく季節にスポーツをしていて、急に膝の痛みが強くなるのはなぜですか?

大量の汗による脱水やミネラル不足は、筋肉の微細な硬化(筋スパズム)を招く一因となり、結果として骨への牽引ストレスを強める可能性があります。 脱水だけが膝痛の主因になるわけではありませんが、ジャンプ競技では太ももの筋肉が疲労して硬くなると、膝のお皿を引っ張る力が強くなり、痛みを誘発しやすくなります。当院では施術だけでなく、適切な水分・栄養補給のアドバイスも行っています。

Q3. 今回のようなスポーツの怪我のコンディショニングは保険適用になりますか?またどのような服装で行けばいいですか?

スポーツにおけるパフォーマンス向上や、運動連鎖の崩れに対する動作改善・ピラティスを用いたコンディショニングは、自費診療の「スポーツ整体」としての対応となります。 初診時に丁寧なカウンセリングと動作評価を行い、最適なプランをご説明いたします。服装については、膝や股関節の動きを細かく検査したり運動療法を行ったりするため、動きやすい服装(ハーフパンツやジャージなど)でお越しいただくか、お着替えをお持ちいただけますとスムーズです。

📑まとめ

アーク鍼灸整骨院では、目の前の痛みを取り除くだけでなく、お一人おひとりの身体の使い方のクセを見つけ出し、Joint-by-Joint理論に基づいた根本的なアプローチを行っています。予約優先制を導入しており、待ち時間を最小限に抑えてスムーズに施術を受けていただけます。

南九州市を中心に、近隣の南さつま市(南さつま市 産後骨盤矯正)、枕崎市(枕崎市 腰痛 整骨院)、指宿市(指宿市 肩こり改善)からも、スポーツの怪我や産後の骨盤矯正、頑固な姿勢改善(南九州市 姿勢改善 ピラティス)でお悩みの方に多くご来院いただいております。諦める前にぜひ当院へお気軽にご相談ください。

🔗参考文献・引用元

 

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