成長痛
南九州市・枕崎市・指宿市・南さつま市のアーク鍼灸整骨院は、お子様の成長に伴う痛みを「仕方ないもの」で終わらせません。痛みを和らげることはもちろん、お子様の健やかな未来の体づくりまでを考えた専門的な施術をご提案します。
夜中に突然「足が痛い!」と泣き出したり、部活や体育の後に「膝のお皿の下が痛い」「かかとが痛くて歩きにくい」と訴えたり…。
そんなお子様のつらい症状を、「成長期にはよくあることだから」と見過ごしてはいませんか?
確かに「成長痛」という言葉で片付けられがちですが、その痛みの背景には、骨の急成長に筋肉の伸びが追いついていないなど、はっきりとした原因が隠れていることが少なくありません。特にスポーツを頑張るお子様の場合、それはオスグッド病やシーバー病といった、早期の適切なケアを必要とするスポーツ障害のサインかもしれず、放置すれば将来の運動能力や正しい姿勢の形成に影響を与えてしまう可能性もゼロではありません。
私たちアーク鍼灸整骨院は、南九州市・枕崎市・指宿市・南さつま市で頑張るお子様と、その成長を願う保護者の皆様の気持ちに寄り添います。一人ひとりの体の使い方や生活習慣まで丁寧にカウンセリングし、痛みの本当の原因を見つけ出し、お子様が笑顔で毎日を過ごせるよう、根本からの改善を全力でサポートします。
成長痛とは?知っておきたい身体の変化とその背景
「成長痛」とは、一般的に3〜12歳頃のお子様に見られる、膝・すね・太もも・ふくらはぎ・股関節などの痛みの総称です。夕方から夜にかけてだったり、早朝に痛みが出やすく、日中は痛みなく動けるのが特徴です。痛みの部位が日によって変わることもあります。
ただし、「成長痛」と一括りにされがちな症状の中には、以下のように医学的な対応が必要なケースもあります。
成長期によくある代表的な疾患
非特異的成長痛
この成長痛は、はっきりとした原因がわからないときに言われるものです。もしかしたら、体が疲れすぎているとか、学校や友達関係でストレスを感じていることが関係しているのかもしれません。夕方から夜にかけて、特に脚のすねやふくらはぎ、太ももなどが痛むことが多いのですが、朝にはケロリと治っているのが特徴です。心配ないことが多いですが、痛みが続くようなら一度見てもらうと安心ですよ。
オスグッド病
オスグッド病は、膝のお皿の下にある骨の出っ張り(脛骨粗面)が痛くなる病気です。成長期のお子さんが、サッカーやバスケ、陸上など、走ったり跳んだりするスポーツを一生懸命やっているときに起こりやすいんです。スポーツをすることで、太ももの前の筋肉がこの出っ張りを引っ張りすぎて炎症を起こしてしまいます。ひどい場合は、その出っ張りがどんどん大きくなってしまうこともあるので、無理せず休むことが大切です。
シーバー病
シーバー病は、かかとの後ろ側が痛くなる病気です。特に、ジャンプをしたり、たくさん走ったりするスポーツ、例えばバスケ、バレーボール、陸上などをやっているお子さんによく見られます。かかとの骨はまだやわらかい成長期に、アキレス腱(かかとの後ろにある太い腱)が引っ張られることで、かかとの骨に負担がかかって炎症が起きてしまうんです。痛いときは無理に運動を続けず、安静にすることが大切ですよ。
ジャンパー膝
ジャンパー膝は、名前の通りジャンプ動作が多いスポーツをしている人に起こりやすい膝の痛みです。具体的には、バスケットボールやバレーボールなど、高く跳び上がったり、着地したりを繰り返すことで、膝のお皿の下にあるじん帯(太ももの筋肉とすねの骨をつなぐ部分)が炎症を起こしてしまうんです。このじん帯は、膝を曲げ伸ばしするときにとても大切な役割をしています。痛みがあるのに無理に運動を続けると、なかなか治りにくくなってしまうので、早めに適切なケアをすることが大切です。
有痛性外脛骨
有痛性外脛骨(ゆうつうせいがいけいこつ)は、足の土踏まずの少し上、足の内側にある「外脛骨」という小さな骨が痛む病気です。この骨は、実はすべての人にあるわけではなく、持っている人と持っていない人がいます。特に扁平足(へんぺいそく:土踏まずが潰れていて、足の裏が平らになっている状態)のお子さんに多く見られます。足に負担がかかる運動をしたり、合わない靴を履いたりすると痛みが強くなることがあります。足の専門家に見てもらうと、自分に合った靴の選び方や、インソールのことなど教えてもらえますよ。
その他
成長痛だとばかり思っていたら、実は疲労骨折(骨にヒビが入るような状態)だったり、関節に炎症が起きていたり、あるいは神経の病気が原因だったりすることもあります。これらの症状は、成長痛と間違えられやすいので、痛みが長引いたり、どんどんひどくなったりする場合は、自己判断せずに必ずお医者さんや専門の先生に見てもらいましょう。早期に正しい診断を受けることで、適切な治療やケアができて、早く良くなることにつながります。
アーク鍼灸整骨院では、「成長痛」と安易に決めつけず、丁寧な問診と評価で原因を見極めることを大切にしています。
成長痛の原因とは?
お子さまの体に痛みが生じる場合は、さまざまな要因が重なっています。
骨と筋肉のアンバランス
成長期は、骨がぐんと急に伸びる時期です。ちょうど竹がニョキニョキ伸びるように、骨もすごく速いスピードで成長します。でも、筋肉や腱(けん)は、その速さにちょっとついていけないことがあります。まるで、足の速い友達に、ゆっくりな自分がついていけないような感じです。すると、筋肉が骨にくっついている部分に、引っ張られる力が強くかかってしまいます。この引っ張られる力が強すぎると、そこに炎症、つまり小さなケガのようなものが起きてしまうんです。
これがもし膝で起こったら、それはオスグッド病という可能性があって、かかとで起こったら、それはシーバー病という可能性があるんです。
過度な運動や疲労の蓄積
部活動や習い事、友達との活発な遊びなどで、体がたくさん動いて疲労がどんどんたまっていくことがあります。体が疲れてくると、夜寝ているときや、寝る前に急に足が痛くなることがあるんです。これは、日中の疲れがたまりすぎて、夜になってやっと痛みとして現れることが多いです。
姿勢不良や身体の歪み
普段の姿勢が悪いと、体の一部に負担がかかりやすくなります。例えば、足の裏が平らな扁平足だったり、背中が丸まっている猫背だったりすると、体のバランスが崩れてしまいます。そうすると、特定の場所にだけ余計な力がかかり、それが痛みの原因になることがあるんです。まるで、カバンを片方の肩にばかりかけていると、その肩だけが痛くなるのと同じようなイメージです。
精神的ストレス
実は、心が感じる不安やストレスも、体に出ることがあります。学校のこと、友達のこと、将来のことなど、お子さんが心の中で抱えている心配事が、なぜか体の痛みとして現れてしまうことがあるんです。心が疲れていると、体もSOSを出すことがあるんですね。
アーク鍼灸整骨院では、体だけでなく心にも目を向けたケアを心がけています。
アーク鍼灸整骨院のアプローチ
大人と子どもとでは、体のつくりが全く違います。たとえば、みんなの骨はまだ成長の途中ですし、関節の周りも大人よりずっと柔らかいです。ですので、大人と同じような施術をしてしまうと、かえって体を痛めてしまうこともあります。
当院では、みんな一人ひとりの成長段階に合わせた、体にやさしくて安全な方法で施術を行います。痛い思いをさせたり、体に無理な負担をかけたりすることは絶対にないので、ご安心ください。
丁寧なカウンセリングと検査
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まずは、君の体のことを詳しく教えてね。「いつから痛いのか」「体のどの部分が痛いのか」「どんな動きをすると特に痛むのか」など、ささいなことでも大丈夫だから、しっかり話を聞かせてください。
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学校のイスに座っているときの姿勢や、勉強しているときの格好、普段どんなスポーツをしているか、どれくらい練習しているかなど、君の毎日の生活の様子についても詳しく質問します。痛みの原因を探る大切なヒントが隠れているかもしれないからです。
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実際に体を動かしてもらいながら、関節がどれくらいスムーズに動くか(関節可動域)、筋肉がカチコチに固まっていないか(筋緊張)、体の左右のバランスや骨格の歪み(アライメント)など、専門家の目で細かくチェックしていきます。
もし、詳しい検査が必要だと判断した場合や、骨折など整骨院の範囲を超えるケガの可能性がある場合は、医療機関との連携も行い、君にとって一番良い方法を考えますので、ご安心ください。
根本原因へのアプローチ(オーダーメイド施術)
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筋肉を覆っている膜のねじれや硬さをほぐす「筋膜リリース」や、動きが悪くなっている関節の動きをスムーズにする「関節調整」、そして君の体に合ったトレーニングを行う「運動療法」などを組み合わせて施術します。
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痛みの原因が普段の姿勢や歩き方のクセにあることも多いです。どうすれば体に負担がかからないか、正しい姿勢のとり方や歩き方を分かりやすくアドバイスします。
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成長期は、骨の伸びに筋肉が追いつかないことがあります。そこで、体をしなやかに使うための柔軟性(ストレッチなど)と、体の軸をしっかりさせるための安定性(体幹トレーニングなど)を高めるトレーニングを、君の成長に合わせて指導します。
その場の痛みを取ったら終わり、ではありません。私たちの本当のゴールは、痛みがぶり返さないような、強くてしなやかな体を君と一緒に作っていくことです。これからも好きなスポーツや遊びを思いっきり楽しめるように、根本からサポートします。
ご家庭でできるサポートも丁寧にアドバイス
整骨院に来ている時間よりも、お家で過ごす時間の方がずっと長いですよね。実は、その毎日のちょっとした習慣や体のケアが、痛みを良くしたり、逆に悪化させたりする大きなカギを握っているんです。
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お風呂上がりや寝る前、部活のあとなどに、お家で一人でも簡単にできる効果的なストレッチの方法を教えます。硬くなった筋肉を優しく伸ばしてあげましょう。
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勉強中につい猫背になったり、スマホを見るときに変な体勢になったりしていませんか?体に負担のかからない座り方や、寝ている間に体をしっかり休ませるための寝方など、具体的なコツをアドバイスします。
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激しい練習や試合の後は、体をそのままにしていませんか?使った筋肉をクールダウンさせる方法や、痛みが出やすい部分のアイシング(冷却)など、次の日に疲れや痛みを残さないためのセルフケアはとても大切です。そのやり方をしっかりお伝えします。
このように、整骨院での施術と合わせて、お父さんやお母さんと一緒にご家庭でも取り組めることを具体的にお伝えし、二人三脚で改善を目指します。
アーク鍼灸整骨院の強み
私たちの強みは、君自身の「体の使い方のクセ」と、中学生という「成長期の体の仕組み」、この2つの視点をかけ合わせて痛みの原因を突き止める点にあります!
「成長期だから、そのうち治るよ」と言われても、今まさに痛くて困っている君にとっては、つらいだけですよね。私たちはそんな言葉で片付けたりはしません。
”なぜ、他の誰でもなく、”君”の体に今、痛みが出ているのか?”その本当の理由を、体のプロとしてとことん探り出し、分析します。
🔍 たとえばこんな視点でチェックしています
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歩くときや走るときに、つま先が内側を向いていたり(内股)、左右どちらかに傾いていたり、無意識のうちに体に負担をかけるようなクセが隠れていないかをチェックします。
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君がいつも履いている靴の裏を見てみてください。かかとの外側だけが極端にすり減っていませんか?靴のすり減り方は、体の重心のかけ方や姿勢の崩れを教えてくれる正直なサインなんです。
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例えば、前屈は得意だけど後屈は苦手、というように、体の柔らかさ(柔軟性)や筋肉の強さ(筋力)に左右差や前後のアンバランスがないかを調べます。
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立っているときに、無意識に片方の足にばかり体重を乗せていませんか?いつも同じ側の肩にカバンをかけているなど、片側への体重の偏りも痛みの原因になります。
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身長がぐんと伸びる時期は、骨の成長スピードに筋肉の成長が追いつけず、筋肉が骨を引っ張ってしまいがちです。骨と筋肉の成長バランスがとれているかを確認します。
ここまで見てきたような様々なチェックポイントをパズルのように組み合わせ、「筋肉や関節の状態」「神経の働きや骨の成長」「動きや姿勢のクセ」などを総合的に判断します。
そして、まるで君専用のオリジナルメニューを作るように、一人ひとりの原因に合わせた最適なケアプランを“オーダーメイド”でご提案します。
そして施術は…
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特に負担が集中しているカチカチの筋肉や、動きが悪くなった関節に対して、「筋膜リリース」や「関節調整」といった手技を使って、その部分にかかっているストレス(負担)を優しく取り除いていきます。
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痛みの原因となっている姿勢のクセや、体に無理をさせている動き方をリセットします。「どうすれば楽に動けるか」「どうすれば体に負担がかからないか」を、頭と体で理解できるように丁寧に指導します。
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ただ施術を受けるだけでなく、君自身が「これなら痛くない!」と実感できる体の動かし方を、一緒に見つけていきます。なぜそう動かすと良いのか、理由も分かりやすく説明するので、しっかり身につけることができます。
私たちが目指すのは、単に今の痛みを取り除くことだけではありません。本当のゴールは、“この先、君が痛みのことで悩むことなく、好きなことに全力で打ち込めるようになること”です。未来の君が、のびのびと活躍できる体づくりを応援します。
最後に
君が口にする「痛い」という言葉は、体からの大切なSOSサインです。それには必ず、何か隠れた原因があります。
それを「どうせ成長痛だから」と見過ごしてしまうのはとてももったいないこと。その痛みの裏側にある本当の原因を見つけて、本当に必要なケアを一緒に始めてみませんか?
南九州市・枕崎市・指宿市・南さつま市、そしてその周りの地域で、体の痛みや成長のことで悩んでいる小中学生の皆さん、そして保護者の皆さま。
アーク鍼灸整骨院は、地域に根ざした整骨院として、皆さんの「今」の痛みと、輝かしい「未来」の健康を、全力でサポートすることをお約束します。
成長痛に関する よくある質問(Q&A)
Q. 成長痛は自然に治るものですか?
A. 痛みが自然に和らぐこともありますが、それは一時的なことが多いです。痛みの「根っこ」である姿勢の悪さや体の使い方のクセがそのままだと、またすぐに痛みがぶり返してしまう可能性があります。
アーク鍼灸整骨院では、その痛みの「根っこ」がどこにあるのかをしっかり見つけ出し、そこからアプローチするので、痛みを繰り返さない体づくりを目指せます。
Q. 整骨院で診てもらうべき痛みと、病院で診てもらうべき痛みの違いは?
A. 「痛いだけでなく熱がある」「パンパンに腫れている」「夜、ズキズキ痛くて眠れない」といった症状がある場合は、まずは病院(整形外科)で診てもらうことが大切です。何か病気が隠れている可能性も考えられます。
一方で、「運動をするといつも同じ場所が痛くなる」といった、普段の生活やスポーツの中で感じる痛みや違和感は、体のバランスや使い方を専門とする整骨院が得意な分野です。どちらに行けばいいか迷ったときは、まずはお気軽にご相談ください。
Q. 痛みが出ていても運動は続けさせて大丈夫?
A. それは、痛みの原因やどれくらい痛いかによって変わってきます。
もちろん、大好きなスポーツを続けたい気持ちは、私たちもよく分かります。まずは君の体の状態をしっかりチェックして、無理なく続けられる方法を探します。場合によっては、少しお休みした方が早く治ることもありますが、私たちの基本方針は「どうすれば運動を続けながら改善できるか」を一緒に考えることです。
Q. 施術は痛くありませんか? 子どもでも大丈夫?
A. はい、もちろんです!整骨院というと「バキバキ」「ボキボキ」鳴らすような痛いイメージがあるかもしれませんが、当院の施術は全く違います。
みんなの体はとてもデリケートなので、触れるか触れないかくらいの、とてもソフトな力で施術を行います。もちろん、成長期の体を考えた安全な方法だけを選んでいますので、リラックスして受けてくださいね。
Q. どれくらい通えば良くなりますか?
A. 痛みの原因や体の状態によって個人差はありますが、多くの場合、最初の3〜6回くらいで「あ、楽になってきた!」という変化を感じてもらえます。
ただし、痛みの原因となっている姿勢や動きのクセをしっかり直していくには、もう少し時間が必要です。良い状態を体に覚えさせるために、最初の1ヶ月は週1〜2回のペースでケアを行い、同時にお家でのセルフケアも頑張ってもらうのが理想的なプランです。
Q. 小学生や中学生でも一人で行っても大丈夫ですか?
A. 最初に来てもらう時だけは、必ずお父さんかお母さんと一緒に来てください。
君の体の状態や、これからどんな施術をしていくのか、お家でどんなことに気をつけてほしいかなどを、君と保護者の方の両方にしっかりお話ししたいからです。お互いに納得してからスタートするので安心してくださいね。2回目からは一人で来てもらっても大丈夫なことが多いので、その時に相談しましょう。
Q. 施術以外にどんなサポートがありますか?
A. 施術そのものだけでなく、君が自分で自分の体を良くしていくためのサポートをたくさん用意しています。例えば、お家でできるストレッチ、正しい姿勢、足に合った靴の選び方、スポーツをするときの注意点など、様々なアドバイスをします。
そして、一度良くなったら終わりではなく、定期的に通ってもらって姿勢が崩れてきていないか、体の使い方が悪くなっていないかをチェックします。痛みが再発しないように、継続的に見守っていくので安心してください。





