
【この記事を3行でまとめると】
-
南九州市在住の40代男性が、数年おきに発生する急性腰痛(ギックリ腰)の緩和と、疼痛軽減後の体の使い方改善を希望してご来院。
-
さらに、AI姿勢分析の画像データや臨床評価により、股関節・胸椎の可動制限と腰部へ負担が集中しやすい動作パターンを確認(Joint-by-Joint理論等の運動指導の考え方を参考に評価)。
-
また、急性期疼痛を管理しつつ、骨盤周辺の調整と体幹・股関節運動を継続。その結果、施術期間中に日常動作への復帰が確認された。
患者様情報
-
年齢・性別: 40代・男性
-
居住地: 鹿児島県南九州市(枕崎市・指宿市・南さつま市周辺エリアから来院)
-
職業/生活背景: デスクワークおよび長距離の運転業務
-
症状の経過・発症時期: 過去数年にわたり2〜3年周期で急性腰痛を経験。今回、荷物を持ち上げた際に腰部に痛みが生じ、動きが制限される。
-
ご利用制度/通院頻度: 自費施術(自由診療)/初期は週2回、症状の経過に合わせて週1回へ移行
ご来院のきっかけ
「急な強い痛みで動くのがつらい」という急性症状への対応に加え、「痛みが引き始めた後も、繰り返しやすい身体の使い方や姿勢のクセをしっかり見直したい」というご要望をお持ちでご来院されました。
過去の経験から、痛みが治まった後のセルフケアや身体の機能維持に課題を感じていらっしゃいました。

① 症状の概要
急性腰痛症(いわゆるギックリ腰)は、重い物を持ち上げたり、身体をひねったりした際に、腰へ突然強い痛みが生じる状態です。
多くは原因となる組織を一つに特定できない「非特異的腰痛」に分類され、発症直後は立ち上がりや歩行などの日常動作が大きく制限されることもあります。
多くは時間の経過とともに症状が軽減しますが、再発予防のためには、痛みだけでなく身体機能や動作の問題まで評価することが重要です。
②原因に関する考察
腰痛の原因は一つとは限らず、身体全体の動きから考えることが重要です。
本症例では、長時間のデスクワークや運転の影響から、股関節や胸椎(背中)の動きに制限がみられました。
その結果、荷物を持ち上げる際に腰部へ負担が集中する動作パターンとなり、今回の腰痛に関与した可能性が考えられました。
検査結果と症状の特徴
AI姿勢分析ツールによる姿勢・バランスの可視化と、柔道整復師・鍼灸師による徒手検査を実施しました。
SLRテストや神経学的所見などからレッドフラッグがないことを確認したうえで、股関節の屈曲・外旋可動域の制限と、体幹の協調性低下を確認しました。
これらの機能低下により運動連鎖が乱れ、動作時に腰部へ負担が集中しやすい状態であると考えました。
姿勢・アライメント評価
-
柔軟性(tight/短縮筋): 腸腰筋群、ハムストリングスに緊張が見られる
-
可動性(モビリティ低下部位): 股関節(屈曲・外旋)、胸椎(伸展・回旋)の動きに制限
-
安定性(弱化筋・コア機能): 腹横筋などの体幹深部筋群の協調的な収縮が得られにくい
-
代償パターン(姿勢タイプ): 骨盤前傾に伴う反り腰傾向およびスウェーバック姿勢の観察
胸椎の伸展制限(モビリティ低下)と骨盤前傾が強く、腰椎で代償的な伸展(スタビリティー低下)が見られました。

アーク鍼灸整骨院の施術・アプローチ
当院では柔道整復師・鍼灸師・ピラティスインストラクター等の有資格者が連携し、段階的なケアを提供します。
ステップ1:急性期の疼痛管理(物理療法・手技療法)
急性期の痛みに対し、患者様が許容できる範囲でハイボルテージ(高電圧電気刺激治療)や丁寧な手技療法を適用し、周辺筋肉の過度な緊張緩和と負担軽減を図りました。

ステップ2:関節の可動性確保とアライメント調整
疼痛の緩和に伴い、股関節および胸椎の柔軟性を引き出す手技や骨盤周りのアライメント調整(骨盤矯正等)を実施。腰部に過剰な負担をかけない動作の土台を整えます。

ステップ3:体幹協調運動・ピラティス指導(運動療法)
予防と機能維持を目的に、医療ピラティスの要素を取り入れた運動療法を導入。呼吸法と連動させたドローイン練習により、腹横筋等の協調的な働きを練習し、日常の動作(荷物の持ち上げ等)で適切な股関節主導(ヒンジ動作)が使えるようセルフケアを指導しました。

施術・指導内容
-
手技療法: 筋膜リリース・骨格調整により、股関節・胸椎の動的バランスを整える。
-
運動療法・ピラティス指導: 呼吸と連動したドローインで腹横筋を活性化し、骨盤底筋との協調性を高めました。
-
生活・姿勢指導: 長時間運転時の座姿勢、荷物を持つ際の体幹意識と股関節の使い方をアドバイス。
改善の経過
| 回数 |
身体の変化・施術内容 |
患者様の体感・状態 |
| 初回 |
▶︎急性期の疼痛管理を実施。前後屈 時の負担軽減を確認 |
▶︎「まっすぐ立って歩くのが楽になり、立ち上がり動作がスムーズになりました」 |
| 3回目 |
▶︎日常生活における鋭い痛みが和らぎ、股関節の可動域向上を確認 |
▶︎「腰の重さが引き、自分の体の硬い部分をAI画像で確認できて納得できました」 |
| 6回目 |
▶︎胸椎・股関節の可動性が向上。体幹の安定感が高まる |
▶︎「長時間のデスクワーク後の張り感が和らぎ、正しい姿勢を保ちやすくなりました」 |
| 8回目 |
▶︎協調運動の定着を確認。評価期間中、腰痛の再発は認められず |
▶︎「日常動作での恐怖感が減りました。教わった運動を自宅でも継続していきます」 |
患者様の声
「数年おきに腰を痛めることがあり、今回も不安でした。アーク鍼灸整骨院さんでは痛みのケアだけでなく、AI画像や動く時のクセを踏まえて体の使い方を分かりやすく説明してくれました。痛みが落ち着いてからのピラティス指導でセルフケアの仕方が身についたのが良かったです。南九州市でしっかり体に向き合いたい方におすすめです。」
(※個人の感想であり、成果や効果を保証するものではありません)
担当者からのコメント
本症例では、腰部の状態を確認しつつ、股関節と胸椎の可動制限および体幹の協調運動に着目して施術・運動指導を行いました。この患者様は〜筋群のアンバランスが見られたため、股関節・胸椎の可動性確保を重点的に調整しました。当院では医学的根拠に基づき、全身の動きの連動性を整えます。急性腰痛は痛みの消失後も動作のクセが残ることが多いため、痛みが和らいだ後の段階的なリハビリや運動療法が機能維持に役立ちます。
Q&A
Q1. 寒暖差が大きい季節やエアコンで冷える時期に腰の違和感を覚えるのはなぜですか?
A. 冷えや不快感によって自律神経が影響を受け、身体の緊張や血流変化を感じやすくなるためです。
保温を心がけ、無理のない範囲で体を動かすストレッチを取り入れることが快適な状態を保つ助けになります。
Q2. 痛みが引き始めた後も運動療法や通院を続ける利点は何ですか?
A. 痛みの緩和と「スムーズな動作パターンの再獲得」は別段階だからです。
痛みが落ち着いた後に体の使い方や関節の可動性を整える練習を行うことで、日常の動作負担を軽減しやすくなります。
Q3. 荷物を持ち上げる時に腰を痛めない予防策はありますか?
A. 荷物を身体に近づけ、膝と股関節をしっかり曲げて持ち上げることが大切です。
腰だけで屈まず、股関節を主導に使った「ヒンジ動作」を意識し、無理な前屈やひねりを避けることで負担を分散できます。
Q4. 施術を受ける際の服装や持ち物に決まりはありますか?
A. 動きやすい服装(ジャージやスウェット等)でお越しいただくか、お着替えをご持参ください。
当院でもお着替えをご用意しておりますので、お仕事帰りやお出かけ前でも安心してお越しいただけます。
Q5. 施術に健康保険は適用されますか?また予約は必要ですか?
A. 急性の怪我(打撲・捻挫等)には保険適用が可能ですが、慢性的な腰痛や予防運動指導は自費診療となります。
当院は待ち時間を最小限にするため予約優先制を採用しております。事前にお電話またはLINEよりご予約ください。
まとめ
急性腰痛への対応は、局所だけでなく全身の動きやアライメントに目を向けることが大切です。
アーク鍼灸整骨院では、AI姿勢分析による評価補助と、専門資格を持ったスタッフによる手技・ピラティス運動療法で健康維持をサポートいたします。
南九州市・枕崎市・指宿市・南さつま市で「南さつま市 産後骨盤矯正」「枕崎市 腰痛 整骨院」「指宿市 肩こり改善」「南九州市 姿勢改善 ピラティス」をご検討の際は、ぜひ当院にご相談ください。

参考文献・引用元
【関連ページ】
▶︎腰痛
▶︎筋・筋膜性腰痛
▶︎ぎっくり腰
▶︎椎間板ヘルニア
▶︎アーク鍼灸整骨院「アーク式腰痛専門整体」
国民病といわれる「腰痛」

年齢問わず、様々な世代に多い疾患として挙げられるのが「腰痛」です。
ある調査によると、日本人が抱える自覚症状の中で最も多いのが腰痛だそうです。
(「平成28年国民生活基礎調査」より)
ただし、一言で腰痛といってもその原因は様々。大切なのは自分の腰痛の原因を知りしっかりと治療することです。
今回は代表的な腰痛のタイプ4つと対処法についてお伝えします。
腰痛4タイプ
腰痛には大きく分けて「A.手術が必要となる原因が明確な腰痛」と「B.原因を特定できない腰痛」があります。
Aの原因が特定できる腰痛には腰椎椎間板ヘルニア、圧迫骨折、脊柱管狭窄症、坐骨神経痛、腰椎分離症・すべり症などがあり、その割合は約15%です。
Bの原因が特定できない腰痛には筋肉性の腰痛、椎間板性腰痛、椎間関節性腰痛、仙腸関節性腰痛などです。こちらの割合は85%とほとんどの腰痛を占めます。
治療の対象となるのはBの原因を特定しずらい腰痛で、日常の姿勢や、スポーツ、加齢による腰回りの筋肉や関節にストレスがかかり痛みが引き起こされます。
腰痛タイプの判別方法
筋性腰痛(10%)
腰部の筋肉に負担がかかることによる腰痛です。運送業など肉体労働や、同じ姿勢を長時間するデスクワークの方に多く見られます。
前かがみ腰痛(40%)
前屈した際に背骨のクッションの役割をする「椎間板(ついかんばん)」に問題があることで痛みが引き起こされます。
姿勢の悪い人や、体幹の筋力が低下している方に多く見られます。
のけぞり腰痛
前かがみとは逆に、腰を反った際に痛みが引き起こされるのが特徴です。
背骨の後ろにある椎間関節という部分に負担がかかり痛みが生じます。
反り腰などの姿勢の人に多くみられます。
お尻腰痛
骨盤の関節の仙腸関節に問題があり痛みが発生します。
産前や産後などの女性に起こるケースが多いです。
効果的なストレッチ
のけぞり腰痛に効果のあるストレッチ
骨盤の前についている、腸腰筋や大腿四頭筋が固くなっているケースが多いです。
立った状態もしくは、うつぶせの状態でつま先をもちかかとをお尻に近づけるようにしてください。
太ももの前が伸びている感じがあればOKです!

まえかがみ腰痛に効果のあるストレッチ
骨盤の後ろにあるハムストリングスという筋肉をストレッチしましょう!
上向きで寝た状態でもも裏をもって股関節を胸に近づけていきます。
苦しい時は膝を曲げて行ってもOKです。

その他に効果のある運動
体幹のインナーマッスルを鍛えることで腰痛を予防改善につながります。
写真のように寝た状態でお尻を上げる運動(ヒップリフト)や腹式呼吸を行ってみましょう!
ストレッチや運動でわからないことなどありましたら、ご来院時にスタッフにお聞きください。
ご来院時はご予約いただくと便利です。
ご予約はお電話もしくはLINEにてお願いいたします。