バネ指(弾発指)と思った時の応急処置

2022年08月9日

腱鞘炎というワードを耳にしたことはないでしょうか?

よく手を使う職業の方や女性に多く発症するのですが、同じ腱鞘炎でも発症している場所や 筋肉によって疾患名や症状は様々です。

そこで今回は腱鞘炎の症状や原因、対応法についてご紹介しようと思います。

1.ド・ケルバン病(ドゥケルヴァン病)

手の第1指(親指)の付け根に発症する腱鞘炎の1つで長母指外転筋、短母指伸筋腱が通る腱鞘と呼ばれるトンネル中で炎症が起きたものをド・ケルバン病または狭窄性腱鞘炎と言います。

発症原因

母指の使いすぎが原因になることが多いです。

例えばフライパンを握る動作や雑巾絞りなど要因として考えられます。

 

2.バネ指

バネ指は上記のド・ケルバン病と似ていますが手の平の指の付け根で発症します。

症状としてはグー、パーなど指の曲げ伸ばしをするとバネが弾ける様に弾発現象を確認できます。

発症原因

こちらも手の使いすぎが一番の原因ですが更年期の女性に多く糖尿病などの持病を持つ方にも多いです。

指の使いすぎによって腱と腱鞘(トンネル)の間で摩擦が生じてコブの様なものを触知する場合もあります。

 

腱鞘炎の対処法

病院などで腱鞘炎と診断された場合、ステロイド注射や安静を指示される場合が多くあります。しかし、手を使わないで生活するのはほぼ不可能です。特に女性の場合、家事や育児の際に手を使うことが多く再発してしまう場合、患部の症状改善だけでなく他の原因に対しても治療を行う必要があります。

アーク鍼灸整骨院では手首の可動域や前腕の筋肉など幅広い視野から患部をアプローチしていきます。

もし治療できない状況で患部が熱を持っていた場合、氷などを使ったアイシングを行いましょう。また、湯船に浸かった状態で指の曲げ伸ばしを行い血流をよくすることも効果的です。

しかし、あくまで応急処置で根本的な解決には繋がらなく腱鞘炎は進行していくケースも多いため早期の治療をオススメいたします。

早く解決したい!痛みから解決されたい!という方はアーク鍼灸整骨院までご相談ください。

 

当院は南九州市頴娃町にある鍼灸整骨院で南さつま市、指宿市、鹿児島市など遠方からも多くの患者様にご利用いただいております。

しっかりとした治療を行い、自分史上最高の体を手に入れましょう!!

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執筆者:アーク鍼灸整骨院 院長 坂元 大海

アーク鍼灸整骨院 院長 坂元 大海

理学療法士・はり師・きゅう師・柔道整復師・日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を持ち、これまでの経験・実績を基に情報を発信し、少しでも多くの方の助けになるよう努めている。

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