【賠償】交通事故の治療費
- 適正な賠償を受けるための方法を知りたい
- 慰謝料について知りたい
- 交通事故の治療費は誰が払うの?
- 適切な賠償と治療を受けるために
- 知らないと損する賠償の仕組みとは?
交通事故の治療費は誰が負担するのか?
過失割合と治療費の関係
-
被害者に過失がない場合(0:100)
-
加害者の自賠責保険が全額負担するため、窓口負担0円で治療が受けられます。
-
-
被害者にも過失がある場合(10:90や30:70など)
-
自賠責保険は「被害者の過失が7割未満であれば、治療費を全額補償」します。
-
ただし、過失割合が7割以上になると、自賠責保険の補償額が一部減額されます。
-
裁判基準や任意保険での示談交渉により、自己負担が発生する可能性もあります。
-
-
被害者の過失が100%(加害者がいない単独事故など)
-
自賠責保険の補償対象外となり、治療費は自己負担となります。
-
ご自身の任意保険(人身傷害保険など)が適用されることもあります。
-
事故の状況によって補償額が変わるため、適切な補償を受けるためには専門家に相談することが大切です。
補償される費用の例
治療費(整骨院・病院での診療費)
通院交通費(公共交通機関・タクシー代・ガソリン代など)
診断書作成費用
休業損害(事故による収入減少の補償)
慰謝料(精神的苦痛に対する補償)
ただし、事故の状況によっては補償が受けられない場合もあるため、保険会社や専門家に相談することが重要です。
交通事故の賠償とは?
交通事故の被害者が受け取れる賠償には、以下のようなものがあります。
1. 治療費
事故による負傷の治療にかかる費用が対象です。整形外科や整骨院、鍼灸院での施術も補償対象となります。
2. 休業損害
事故による負傷で仕事を休まざるを得なくなった場合、その期間の収入減少分が補償されます。自営業やフリーランスの方も対象となります。
3. 通院交通費
治療のために通院する際の交通費(電車・バス・タクシー代、ガソリン代)が支給されます。
4. 慰謝料
事故による精神的苦痛への補償として支払われます。慰謝料額は計算基準によって異なります。
交通事故の慰謝料はいくらもらえるのか?
慰謝料は、以下の基準に従って計算されます。
自賠責基準
慰謝料の計算方法は以下の通りです。
または
いずれか少ない方が適用されます。
例: 3ヶ月(90日間)通院し、実際の通院日数が45日の場合
この場合、慰謝料は387,000円となります。ただし、自賠責保険の補償上限は120万円であり、治療費や通院交通費などを含めた総額がこれを超えると、慰謝料が減額される可能性があります。
弁護士基準(裁判基準)
弁護士が交渉することで、自賠責基準よりも高額な慰謝料を受け取れる可能性があります。例えば、
-
軽傷(むち打ち症など):1ヶ月あたり約28万円
-
重傷(骨折・長期入院など):1ヶ月あたり約53万円
適正な慰謝料を受け取るためには、弁護士に相談することが重要です。
交通事故治療はアーク鍼灸整骨院へ
アーク鍼灸整骨院の特徴
✅ 交通事故治療に特化した施術 ✅ 整形外科と併用通院可能 ✅ 窓口負担0円で治療OK ✅ 通院サポート&保険会社対応もお任せ ✅ 南九州市・枕崎市・指宿市・南さつま市から通院しやすい立地
当院では、交通事故によるむち打ち症や後遺症の専門治療を行い、適切な賠償を受けるためのアドバイスも提供しています。保険会社との交渉が不安な方も、当院にご相談ください。
参考文献
-
国土交通省「自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の概要」
-
日本弁護士連合会「交通事故の損害賠償と慰謝料」
-
厚生労働省「柔道整復師による施術に関する指針」