【鍼灸症例⑨】 シンスプリントにお悩みの患者様への鍼灸症例|指宿市中学2年生女子|南九州市のアーク鍼灸整骨院
2026年08月20日
シンスプリントによるすねの痛みでお悩みではありませんか?
バレーボールや陸上などのスポーツで、ジャンプやランニングのたびにすねの内側が痛くなることはありませんか?
シンスプリントは、成長期の学生やスポーツを頑張る方に多くみられるスポーツ障害です。初めは運動後だけの痛みでも、そのまま続けると歩行や階段でも痛みが出ることがあります。
今回は、南九州市のアーク鍼灸整骨院で、バレーボールによるシンスプリントが改善した中学生の症例をご紹介します。
【患者様情報】
年齢・性別:中学2年生 女子
居住地:枕崎市
スポーツ歴
- バレーボール部に所属。
- 週に複数回の練習を行い、ジャンプや着地動作を繰り返す機会が多い。
- 以前から運動後に両足のすねの内側へ痛みを感じていたが、徐々に症状が強くなり来院された。
【来院時の状況】
■症状の発症時期・経過
最初は練習後だけ両足のすねの内側に痛みを感じる程度だった。
しかし練習を続けるにつれて、
・ジャンプ時に痛む
・練習中にも痛みが出る
・階段の昇り降りでも痛みを感じる
ようになり、競技にも支障が出始めたため来院された。

■他院での診断・治療
安静やアイシングを行っていたが、大きな改善はみられなかった。
【検査所見・症状の特徴】
当院で評価を行ったところ、次のような特徴がみられた。
■身体的特徴
・股関節の可動域低下
・足関節の可動域低下
・下腿内側に圧痛
・運動後に痛みが増悪
■動作時の特徴
・ジャンプの着地で踵骨が内側へ倒れ込む(過回内)
・ニーイン(膝が内側へ入る動作)がみられる
・片脚支持時の股関節の安定性低下
これらの所見から、
股関節と足関節の柔軟性低下に加え、中殿筋の機能低下によって着地時のフォームが崩れ、脛骨内側へ繰り返し負担が加わっていたことが主な原因と考えられた。
【アーク鍼灸整骨院での施術内容】
鍼治療(パルス療法)
炎症部位周囲や下腿の筋緊張が強い部分へ鍼を行い、低周波(パルス)を用いて施術を実施。
主に
・下腿内側の筋緊張緩和
・血流改善
・痛みの軽減
を目的に施術を行った。
施術後には「歩く時の痛みが軽い」「ジャンプしやすい」と変化を実感された。

手技療法・ストレッチ
シンスプリントの原因となっていた身体の硬さを改善するため、
・股関節の可動域改善
・足関節の可動域改善
・下腿の筋膜リリース
を実施。
筋肉をほぐすだけでなく、動きやすい身体づくりを目指した。
運動療法
着地時のニーインを改善するため、
中殿筋のトレーニングを指導。
さらに、自宅でも継続できる股関節・足関節のストレッチを行っていただき、着地時のフォーム改善にも取り組んだ。
【経過と改善】
| 回数 | 変化・改善点 |
|---|
| 1回目 | 施術後は歩行時のすねの痛みが軽減し、足が軽く感じられるようになる |
| 3回目 | 練習後に残っていた痛みが軽減し、日常生活ではほとんど気にならなくなる |
| 5回目 | ランニング時の痛みが軽減し、練習できる時間や距離が徐々に増える |
| 8回目 | ダッシュやジャンプなど負荷の大きい動作でも痛みが出にくくなり、通常の練習に復帰 |
【患者様の声】
「最初は練習が終わった後だけ痛かったのですが、だんだん階段でも痛くなって不安でした。今ではジャンプや練習も痛みなくできるようになり、思い切りプレーできています。」
【担当者】鍼灸師 秋田海斗

シンスプリントは、すねだけが原因ではなく、股関節や足関節の柔軟性、着地フォーム、筋力のバランスなどが大きく関係しています。
今回の患者様も、股関節と足関節の柔軟性を改善し、中殿筋のトレーニングによって着地動作を見直すことで、すねへの負担が軽減しました。また、鍼通電療法(パルス)を併用することで、痛みの改善もスムーズに進みました。
成長期は無理をして競技を続けると、痛みが慢性化したり疲労骨折につながることもあります。
「運動後にすねが痛い」「ジャンプやランニングで痛みが出る」「シンスプリントがなかなか改善しない」とお悩みの方は、お早めにご相談ください。





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