【ロンジェビティとは?】「何歳まで生きるか」から「何歳まで元気に動けるか」へ|アーク鍼灸整骨院が考えるこれからの身体づくり

2026年10月1日

【ロンジェビティとは?】「何歳まで生きるか」から「何歳まで元気に動けるか」へ|アーク鍼灸整骨院が考えるこれからの身体づくり

「最近、以前より疲れやすくなった」

「階段を上るのが少し大変になった」

「膝や腰が気になって、歩く量が減ってきた」

「運動した方がいいとは思っているけれど、なかなか続かない」

40代、50代と年齢を重ねるにつれて、このような身体の変化を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私たちアーク鍼灸整骨院が、これからさらに大切にしていきたい考え方が「ロンジェビティ(Longevity)」です。


ロンジェビティとは?

ロンジェビティ(Longevity)とは、直訳すると「長寿」を意味する言葉です。

しかし、これからの健康づくりを考えるうえでは、単に「何歳まで生きるか」だけでなく、

「何歳まで自分の身体で動き、自分らしい生活を続けられるか」

という視点も大切です。

自分の足で歩く。

仕事を続ける。

旅行に行く。

趣味やスポーツを楽しむ。

家族や友人と出かける。

こうした自分らしい生活を続けていくためには、身体を動かすための機能を維持していくことも重要になります。

WHO(世界保健機関)は、Healthy Ageing(健康的な高齢化)を、高齢期のウェルビーイングを可能にする「機能的能力(functional ability)」を発達・維持するプロセスと定義しています。

この「機能的能力」には、基本的なニーズを満たすことや意思決定、社会との関わりなどとともに、「移動できること(be mobile)」も含まれています。

アーク鍼灸整骨院では、この考え方も参考にしながら、

身体の評価・施術・運動・筋力づくりを一つにつなげ、「これからも動ける身体」を考えていくこと

を大切にしています。


なぜ今、ロンジェビティという考え方が大切なのか?

長く生きることだけでなく、その時間をどのように過ごせるかも大切です。

例えば、

「旅行に行きたい」

「いつまでも仕事を続けたい」

「孫と一緒に出かけたい」

「趣味のスポーツを続けたい」

と思ったとき、その土台になるものの一つが身体を動かす機能です。

そのため私たちは、身体に不調が出たときだけでなく、

「今の身体がどのような状態なのか」

に目を向けることも大切だと考えています。


整骨院は「痛くなったら行く場所」だけでしょうか?

整骨院というと、

「腰が痛くなったら行く」

「肩が痛くなったら施術を受ける」

といったイメージを持たれている方も多いと思います。

もちろん、身体の不調に対応することは私たちの大切な役割です。

しかし、アーク鍼灸整骨院では、不調を感じている場所だけを見るのではなく、「なぜそこに負担がかかっているのか」を考えることを大切にしています。

例えば腰に不調があったとしても、その背景には股関節の動きや姿勢、筋肉の状態、日常生活での身体の使い方など、さまざまな要素が関係している場合があります。

そのため、身体の状態を確認したうえで、一人ひとりに合わせて施術を組み立てていきます。

そして身体が動かしやすくなってきたら、それで終わりではありません。

「その身体を、これからどう使っていくのか」ここまで考えることが、年齢を重ねても身体を動かしていくうえで大切だと考えています。

身体を動かすことは、なぜ大切?

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、全体の方向性として

「今よりも少しでも多く身体を動かす」ことが示されています。

成人については、歩行またはそれと同等以上の強度の身体活動を1日60分以上(1日約8,000歩以上に相当)行うことが推奨されています。

さらに、筋力トレーニングを週2〜3日行うことも推奨されています。

高齢者については、歩行またはそれと同等以上の身体活動を1日40分以上(1日約6,000歩以上)、筋力・バランス・柔軟性などを含む多要素な運動を週3日以上、筋力トレーニングを週2〜3日行うことが推奨されています。

ただし、「8,000歩歩けなければ意味がない」ということではありません。

ここは、とても大切なポイントです。

年齢、体力、仕事、生活環境、運動経験、身体の状態は一人ひとり異なります。

厚生労働省のガイドでも、個人差を踏まえて強度や量を調整し、可能なものから取り組むことが示されています。

いきなり大きな目標を設定するのではなく、

「今の自分より、少し身体を動かしてみる」

というところから始めることも大切です。


「歩く」だけでなく、筋力にも目を向ける

筋力というと、

「スポーツをする人に必要なもの」

「筋肉を大きくするためのもの」

と思われるかもしれません。

しかし筋肉は、

立ち上がる、歩く、階段を上る、荷物を持つ、姿勢を保つ――

といった日常生活のさまざまな動作にも関わっています。

厚生労働省は成人・高齢者に対して週2〜3日の筋力トレーニングを推奨しており、可能であれば有酸素性身体活動と組み合わせることも紹介しています。

つまり、これからの身体づくりを考えるうえでは、

「どれくらい身体を動かしているか」だけでなく、「身体を動かすための筋力」についても目を向けること

が重要です。


ただ「運動してください」だけでは難しいこともあります

身体を動かすことが大切だと分かっていても、すべての方がすぐに運動を始められるわけではありません。

「膝が気になって長く歩けない」

「腰に不調があって運動するのが不安」

「身体が硬く、何をすればいいか分からない」

「そもそも運動する習慣がない」

という方もいらっしゃいます。

実際、厚生労働省も、運動器の痛みなど身体活動によって悪化する可能性がある状態では、事前に医師等の専門家へ相談することを案内しています。

だからこそ、

なぜ動きにくいのか?

どのような動きで負担がかかっているのか?

今の身体なら何から始められるのか?

を確認することが重要です。

アークでは「運動不足だから運動しましょう」で終わらせるのではなく、まず現在の身体を知るところから始めることを大切にしています。


アーク鍼灸整骨院が考えるロンジェビティへの取り組み

アーク鍼灸整骨院では、これからも身体を動かしていくための身体づくりを、

「整える × 動かす × 鍛える」

という3つの視点で考えています。

① 整える|まず、今の身体を知る

姿勢や関節の動き、筋肉の状態、身体の使い方などを確認し、一人ひとりの状態に合わせて施術を行います。

単に不調を感じる場所だけを見るのではなく、

「なぜ、そこに負担がかかっているのか?」

という視点を大切にしています。

② 動かす|自分自身で身体を動かす

身体の状態に応じて、ピラティスや運動療法なども取り入れます。

施術を受けるだけではなく、実際に自分自身で身体を動かしながら、動作や身体の使い方を確認していきます。

「整えて終わり」ではなく、その身体を実際の生活の中でどう使っていくのかまで考えます。

③ 鍛える|日常生活に必要な筋力にも目を向ける

立つ、歩く、階段を上るなど、日常生活のさまざまな動作には筋力が関わっています。

そこでアークでは、

身体を整える → 動かす → 必要な筋力にも目を向ける

という流れを大切にしていきます。

そして定期的に身体の状態を確認する。

評価 → 施術 → 運動 → 筋力づくり → 再評価

この循環をつくり、

「身体の不調に対応すること」と「その先も身体を動かしていくこと」を切り離さずに考える。

これが、アーク鍼灸整骨院が考えるロンジェビティへの取り組みです。

 


ロンジェビティは高齢になってから考えるもの?

ロンジェビティは、高齢者だけのテーマではありません。

40代・50代になると、

「以前より歩かなくなった」

「仕事がデスクワーク中心になった」

「昔ほど運動しなくなった」

「最近、体力の変化を感じる」

という方もいらっしゃいます。

だからこそ、年齢を重ねてから急に何かを始めるのではなく、

今の身体の状態を知り、今できることから身体を動かしていく。

という考え方を大切にしたいと思っています。

歩く。

階段を使う。

定期的に身体を動かす。

自分に合った運動をする。

必要に応じて筋力トレーニングを取り入れる。

そして、身体の状態を確認する。

特別な方法だけを求めるのではなく、こうした日々の積み重ねを大切にしていきます。


「何歳まで元気に動けるか」を一緒に考える整骨院へ

私たちが目指しているのは、

「痛くなったら行く場所」だけではありません。

身体の状態を評価する。

不調があれば、その状態に合わせて施術する。

身体を動かす。

必要な筋力に目を向ける。

そして、もう一度身体の状態を確認する。

その積み重ねによって、

「何歳まで生きるか」だけではなく、「何歳まで元気に動けるか」。

を一緒に考えていきたいと思っています。

年齢を重ねても、自分の足で歩く。

仕事をする。

趣味を楽しむ。

旅行に行く。

家族や友人と出かける。

そのために必要なのは、何か一つの特別な方法だけではなく、

今の身体を知り、整え、動かし、必要な筋力に目を向け、それを継続していくこと。

アーク鍼灸整骨院は、これからも南九州市をはじめとする南薩地域の皆さまが、自分らしく身体を動かし続けるための身体づくりをサポートしていきます。


ロンジェビティについてよくある質問

Q. ロンジェビティとは何ですか?

ロンジェビティ(Longevity)は、直訳すると「長寿」を意味します。アーク鍼灸整骨院では、単に長く生きることだけではなく、「何歳まで自分の身体で動き、自分らしい生活を続けられるか」という視点を大切にしています。

Q. 健康寿命とロンジェビティは同じですか?

完全に同じ言葉ではありません。「健康寿命」は健康上の制限なく日常生活を送れる期間を示す指標として用いられます。一方、「ロンジェビティ」は本来「長寿」を意味する言葉で、近年は長期的な健康や生活の質などを考える文脈でも使われています。本記事では、年齢を重ねても自分らしく身体を動かしていくという視点からロンジェビティを捉えています。

Q. 1日8,000歩は必ず歩かなければいけませんか?

いいえ。厚生労働省は成人について1日約8,000歩以上に相当する身体活動を推奨していますが、同時に個人差を踏まえて強度や量を調整し、可能なものから取り組むことも示しています。

Q. 筋力トレーニングは週何回が目安ですか?

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、成人・高齢者ともに週2〜3日の筋力トレーニングが推奨されています。

Q. 40代・50代から身体づくりを始めてもいいですか?

身体活動や運動は、年齢だけで一律に考えるものではありません。大切なのは、現在の体力や身体の状態などを踏まえ、無理のない範囲から始めることです。厚生労働省も個人差に合わせて取り組むことを示しています。

Q. EMSをすれば運動をしなくてもいいですか?

アークでは、EMSを日常の身体活動や自分自身で行う運動の代わりとは位置づけていません。身体を動かすことを大切にしながら、筋肉を刺激する方法の一つとして活用する予定です。

Q. アーク鍼灸整骨院ではロンジェビティにどう取り組みますか?

アークでは、「整える・動かす・鍛える」という考え方を基本に、身体の評価、施術、ピラティス・運動療法、筋力づくり、再評価を一つの流れとして考えています。


参考情報

本文中の身体活動・筋力トレーニングに関する内容は、厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を参考にしています。2026年9月16日時点でも、厚生労働省の身体活動・運動の推進ページに同ガイドが掲載されています。

・厚生労働省「身体活動・運動の推進」

・厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」

・WHO「Healthy ageing and functional ability」

執筆者:アーク鍼灸整骨院 院長 坂元 大海

アーク鍼灸整骨院 院長 坂元 大海

理学療法士・はり師・きゅう師・柔道整復師・日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を持ち、これまでの経験・実績を基に情報を発信し、少しでも多くの方の助けになるよう努めている。

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