【症例報告25】腰椎椎間板ヘルニア手術後8年で再発した腰痛・足のしびれの改善例|南さつま市50代女性|アーク鍼灸整骨院
2026年07月10日
【この記事を3行でまとめると】
・8年前に腰椎椎間板ヘルニアの手術歴がある50代女性が、別部位で再発した腰痛と足のしびれで来院されました。
・股関節や胸椎の硬さ、体幹機能の低下により腰へ負担が集中していたため、姿勢・動作改善を含めた根本的なアプローチを実施しました。
・ハイボルト療法、骨格調整、ピラティス、EMSを組み合わせることで症状が改善し、飲食店のホール業務へ元気に復帰されました。

腰椎椎間板ヘルニアは、腰痛や足のしびれを引き起こす代表的な疾患です。一度手術を受けて症状が改善しても、身体の使い方や姿勢の問題が残っていると別の部位で再発することがあります。
今回は、腰椎椎間板ヘルニア手術後8年で再発した腰痛と足のしびれが改善した、南さつま市在住50代女性の症例をご紹介します。
「また手術になるのでは…」そんな不安を抱えて来院されました
今回ご紹介するのは、南さつま市在住の50代女性の症例です。
患者様は8年前に腰椎椎間板ヘルニアの手術を受け、その後は大きな問題なく生活されていました。しかし数ヶ月前から再び腰痛が出現し、お尻から足先にかけてのしびれも感じるようになりました。
整形外科を受診したところ、以前とは別の部位で腰椎椎間板ヘルニアが発生していることが判明。飲食店のホールスタッフとして働かれていたため、
・長時間の立ち仕事
・お盆や料理の持ち運び
・中腰での接客や片付け
といった動作が大きな負担となり、「また手術が必要になるのではないか」「大好きな仕事を続けられなくなるのではないか」という強い不安を抱えて当院へ来院されました。
【患者様情報】
・年齢:50代
・性別:女性
・お住まい:南さつま市
・職業:飲食店ホールスタッフ
・通院期間 約3ヶ月(計12回)
腰椎椎間板ヘルニア再発の原因となった身体機能の問題
腰椎椎間板ヘルニアは、椎間板が突出して神経を圧迫し、腰痛や足のしびれを引き起こす疾患です。手術によって症状が改善しても、姿勢や身体の使い方に問題が残っていると、再び腰へ負担が集中し再発することがあります。
今回の患者様も、長年の立ち仕事や中腰動作によって腰に負担が蓄積していました。
当院で姿勢分析と動作評価を行ったところ、
- 股関節の可動域低下
- 胸椎(背中)の硬さ
- 体幹インナーマッスルの機能低下
- 臀筋群の筋力低下
がみられました。
本来、股関節や胸椎が十分に動けば腰への負担は分散されます。しかし、これらの機能が低下すると腰椎が代償的に過剰に動き、負担が集中しやすくなります。
患者様も腰だけが原因ではなく、全身の機能低下によって腰に負担が集中している状態でした。そのため当院では、痛みのある腰だけでなく、身体全体の動きの改善にも取り組みました。
【姿勢・アライメント評価】
姿勢分析と動作評価を行ったところ、腰だけでなく全身の機能低下が確認されました。
特に、
- 股関節周囲の筋肉の硬さ
- 胸椎(背中)の動きの低下
- 体幹インナーマッスルの機能低下
- お尻の筋肉(臀筋群)の筋力低下
が目立っていました。
また、姿勢は骨盤が後ろに傾き、お腹を前へ突き出すスウェーバック姿勢となっており、長時間の立ち仕事で腰に負担が集中しやすい状態でした。
本来は股関節や胸椎が十分に動くことで腰への負担は分散されます。しかし患者様の場合、それらの機能が低下していたため、腰椎が過剰に働かなければならず、結果として腰痛や足のしびれの再発につながったと考えられました。
腰椎椎間板ヘルニアによる腰痛・しびれへの施術内容
当院では、
①痛みを抑える
↓
②動きを改善する
↓
③再発しにくい身体をつくる
という流れで施術を進めました。
【初期】炎症と痛みの軽減
まずはハイボルテージ療法と骨格×深層筋調整を中心に行いました。
神経の興奮状態を抑えながら、腰部や臀部周囲の筋緊張を緩和し、腰痛としびれの軽減を図りました。

【中期】姿勢改善と可動域の向上
骨盤や脊柱のアライメントを整えながら、硬くなっていた股関節や胸椎の可動性改善を実施。
筋膜リリースやモビリティエクササイズを組み合わせることで、腰への負担を分散できる身体づくりを進めました。
【後期】再発予防
痛みが軽減した後は、ピラティスとEMSを活用しながら体幹機能の向上に取り組みました。
腹横筋や多裂筋などのインナーマッスルを活性化し、腰椎を支える機能を高めることで再発予防を目指しました。
また、飲食店での業務に合わせ、
・お盆を持つ際の姿勢
・中腰動作の修正
・股関節を使った身体の使い方
・自宅でできるセルフケア
なども指導しました。
改善の経過(時系列)
| 回数 | 身体変化 | 患者様の体感 |
| 初回 | ハイボルトによりお尻から太ももへの鋭いしびれが和らぎ、腰の軽さを実感。 | 「帰りの車を運転するとき、足のピリピリ感が少し軽くなっています」 |
| 3回目 | 股関節の可動域が拡大。中腰姿勢になっても腰の引っかかりが減少。 | 「お店のピーク時に、お皿を下げる時の一瞬の痛みが怖くなくなりました」 |
| 6回目 | 胸椎の可動性が向上し、立ち仕事中のスウェーバック姿勢が改善傾向へ。 | 「しびれを感じる頻度が最初の半分以下になり、仕事後の疲労感が違います」 |
| 12回目 | ピラティスでのコアコントロールが定着。可動性と安定性の両立を確認。 | 「腰の痛みもしびれもほぼ気にならなくなり、お店の第一線で元気に笑顔で働けています!」 |
患者様の声
「8年前に手術をしたので、また別の場所がヘルニアになったと聞いた時は本当に絶望しました。『大好きなホールの仕事を辞めなきゃいけないの?』と不安で堪りませんでしたが、アーク鍼灸整骨院の先生は私の話をじっくり聞いてくださり、AIの姿勢分析を見せながら『なぜ再発したのか』を分かりやすく説明してくれました。
腰だけを揉むのではなく、股関節を柔らかくして、ピラティスで体幹を鍛えるという治療は初めてでしたが、回を重ねるごとに身体がしっかり支えられるのが分かりました。今では仕事の不安もなく、元気に働けています。本当にありがとうございました!」
担当者からのコメント
今回の患者様は「過去にヘルニア手術歴があり、別部位で再発」という、非常に不安の強いケースでした。一度手術をしても再発してしまう(一般にヘルニアの再発率は約5〜15%程度とされています)のは、患部を切除しても「腰椎に負担をかけ続けていた股関節と胸椎の硬さ(モビリティ低下)」という機能的な課題が残っていることが背景にあります。さらに、サービス業における長時間の立ち仕事や中腰動作がその負担に拍車をかけていました。
当院では大腿四頭筋や腸腰筋などのアンバランスが見られたため、骨盤矯正を重点的に行いました。産後の骨盤矯正や一般の姿勢改善でも共通しますが、骨盤は位置を整えるだけでなく、機能的に安定させることが重要です。当院ではジョイントバイジョイント理論の視点に基づき、全身の動きの連動性を整えるため、可動性を出した後にピラティスとEMSで腰椎を機能的に安定させるアプローチを行いました。お困りの方は我慢せず、当院へご相談ください。
Q&A
Q1. 夏場のエアコン冷えで腰痛やヘルニアのしびれが悪化することはありますか?
A1. はい、冷えによって痛みを強く感じやすくなることがあります。 エアコンの冷気で身体が冷えると、血管が収縮して局部的な血流が低下し、筋肉が硬化しやすくなります。もともと股関節や胸椎の柔軟性が低い方は、冷えによってさらに動きが悪くなり、腰椎への代償的な負担が増して痛みや神経の過敏性を引き起こす一因となります。当院ではハイボルテージや深層筋調整で血流を促し、冷えに強い身体作りをサポートします。
Q2. 以前病院でヘルニア手術をしていますが、整骨院で骨盤矯正やピラティスを受けても大丈夫ですか?
A2. はい、骨専門の国家資格者が安全を考慮して施術を行いますので問題ありません。 当院の骨格調整はバキバキしないソフトな施術ですので、手術歴がある方でも安心して受けていただけます。また、ピラティスはもともとリハビリ発祥の運動療法であるため、手術後に低下してしまったインナーマッスルの機能を安全に引き出し、腰椎を保護する力を高めるのに適しています。
Q3. 整骨院での治療は保険が適用できますか?
A3. 骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷(肉離れ)など、明らかな負傷原因のある急性・亜急性の外傷には健康保険が適用できます。 一方で、長年の不良姿勢による慢性的な腰痛や肩こり、再発予防のための骨盤矯正、ピラティスなどは自費診療(一部保険併用可)となります。初診時に詳しくお話を伺い、最適なプランをご提案いたします。
Q4. 飲食店のシフトの合間に通いたいのですが、待ち時間はどのくらいありますか?
A4. 当院は「予約優先制」を導入しております。 事事前にLINEやお電話でご予約いただくことで、待ち時間を最小限に抑え、スムーズに施術を受けていただけます。お忙しいお仕事の合間や、家事の合間でもスケジュールを立てやすく、通院しやすい環境を整えています。
Q5. どのような服装で受診すればよいですか?また着替えはありますか?
A5. 動きやすい服装(ジャージやスウェット、Tシャツなど)でお越しください。 当院では、骨盤の動きや股関節の柔軟性を細かくチェックしたり、ピラティスなどの軽い運動療法を行ったりするため、伸縮性のあるズボンが最適です。お仕事帰りの方のために、院内でお着替え(施術着)を無料でご用意しておりますので、手ぶらでお越しいただいても大丈夫です。
まとめ|腰椎椎間板ヘルニア再発による腰痛・足のしびれでお悩みの方へ
今回ご紹介した患者様は、8年前に腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けた後、別部位で再発した腰痛と足のしびれに悩まれていました。
当院では腰だけでなく、股関節・胸椎・体幹機能まで評価し、ハイボルト療法・骨格調整・ピラティス・EMSを組み合わせることで症状改善と再発予防に取り組みました。
腰椎椎間板ヘルニアは、痛みやしびれが出ている部分だけでなく、全身の動きや姿勢のバランスを評価することが重要です。
南九州市・南さつま市・枕崎市・指宿市周辺で、
・腰椎椎間板ヘルニアが再発した
・手術後も腰痛や足のしびれが続いている
・できるだけ手術を避けたい
・根本的な改善を目指したい
という方は、お気軽にアーク鍼灸整骨院へご相談ください。
参考文献・引用元
- 厚生労働省:「統合医療」情報発信サイト(腰痛)
- 日本整形外科学会:腰椎椎間板ヘルニア 疾患情報
- Michael Boyle, Functional Training for Sports(Joint-by-Joint Theory 提唱文献)






